自由診療シリーズ②
飲酒前後のコンディションケア|二日酔い点滴にできること・できないこと
週末や会食が続くと、体調が気になりませんか?
仕事上の会食や歓迎会、送別会など、飲酒を避けにくい場面があります。
そのようなときに、
「飲む前に体調を整えておきたい」
「翌日の仕事にできるだけ影響を残したくない」
「飲酒後の吐き気やだるさがつらい」
「二日酔い点滴を受けてみたい」
と考える方もいらっしゃると思います。
新宿イーストサイドたけうち内科では、飲酒前後の体調管理を目的とした、自由診療の注射・点滴をご用意しています。
ただし、注射や点滴を受ければ、いくら飲んでも大丈夫になるわけではありません。
二日酔い点滴にできることと、できないことを理解したうえで利用することが大切です。
飲酒前に受ける「乾杯前コンディション注射」
乾杯前コンディション注射 3,000円
飲酒前の体調管理を目的とした注射です。
当院のメディカルにんにく注射と同様に、
- ビタミンB1
- ビタミンB6
- ビタミンB12
- 強力ネオミノファーゲンC
を組み合わせています。
さらに、飲酒前後のコンディションケアとして、
- 五苓散
- 黄連解毒湯
という2種類の漢方薬を、3回分セットにしています。
短時間で受けられるため、仕事帰りや会食前にもご相談いただけます。
五苓散+黄連解毒湯は、飲酒前後の「黄金コンビ」です
このメニューの主役は、注射だけではありません。
セットにしている五苓散と黄連解毒湯の組み合わせも、大きな特徴です。
医師や薬剤師、医薬品卸、製薬会社のMRなど、薬に詳しい人たちの間では、飲酒前後に使われる漢方薬としてよく知られた組み合わせです。
当院では、この2剤を飲酒前後のコンディションケアにおける「黄金コンビ」と考えています。
私自身が、この組み合わせを信頼している理由
実を言うと、私自身も若い頃には、お酒を飲み過ぎて翌日につらい思いをしたことが何度もあります。
そのようなときに先輩医師から教えていただいたのが、
五苓散+黄連解毒湯
という組み合わせでした。
それ以来、飲酒の予定があるときや、うっかり二日酔いになってしまったときに、この2剤を服用してきました。
効果の感じ方には個人差がありますが、私自身は、飲酒後の頭痛、吐き気、ほてり、だるさなどに対する、この組み合わせのよさを何度も実感しています。
今でも、
「飲酒前後の漢方として、まさに黄金の組み合わせだ」
と思っています。
今回、当院で飲酒前後のコンディションケアを正式なメニューにするにあたり、この組み合わせはぜひ取り入れたいと考えました。
そのため、乾杯前コンディション注射には、五苓散と黄連解毒湯を単なる「おまけ」としてではなく、注射と並ぶ大切な構成要素としてセットにしています。
これは、資料上の知識だけで作ったメニューではありません。
私自身が若い頃に先輩医師から教わり、そのよさを実感し、現在まで信頼して使ってきた組み合わせです。
五苓散は、水分バランスの乱れに用いる漢方薬です
五苓散は、体内の水分バランスを調節する目的で使われる漢方薬です。
二日酔いに伴う、
- 頭痛
- 吐き気
- 口の渇き
- むくみ
- 水分をとってもつらい感じ
などがある場合に用いられます。
単純に水分を体外へ出すだけの「利尿薬」ではなく、体内で偏っている水分の分布を整えるという考え方の漢方薬です。
黄連解毒湯は、ほてりや熱感を伴う不調に用います
黄連解毒湯は、顔のほてり、赤み、頭重感、むかつきなど、飲酒後の「熱がこもったような状態」に用いられる漢方薬です。
五苓散が水分バランスの乱れに働きかけるのに対し、黄連解毒湯は、飲酒後のほてりや熱感を伴う不調に、別の角度から働きかけます。
作用の方向が異なるからこそ、組み合わせる意味があります
飲酒後の不調は、ひとつの原因だけで起こるわけではありません。
水分バランスの乱れだけでなく、
- 頭痛
- 吐き気
- 胃の不快感
- 顔のほてり
- だるさ
など、複数の症状が重なって現れます。
そこで、
水分バランスの乱れに用いる五苓散
と、
ほてりや熱感を伴う不調に用いる黄連解毒湯
を組み合わせます。
それぞれ作用する方向が異なるからこそ、飲酒前後のコンディションケアでは相性のよい組み合わせです。
注射を受けたその場だけではなく、飲酒後から翌日にかけても使用できるように、3回分をご用意しています。
ただし、漢方薬を飲めば大量に飲酒してもよいというものではありません。
二日酔いを完全に予防または改善することを保証するものでもありません。
体質や持病、服用中のお薬によっては適さない場合があるため、医師が確認したうえでお渡しします。
飲酒後に受ける「飲酒後リカバリー点滴」
飲酒後リカバリー点滴 4,500円
飲酒後のだるさ、吐き気、水分不足などが気になる方のための点滴です。
内容は、
- 補液500mL
- ビタミンB群
- 強力ネオミノファーゲンC
- 吐き気止め
などを組み合わせています。
点滴で水分を補いながら、飲酒後の体調回復をサポートします。
受付から終了までの所要時間は、およそ30分です。
点滴をご希望の場合は、時間に余裕を持ってご来院ください。
二日酔い点滴で、アルコールが急速に抜けるわけではありません
ここは誤解されやすい点です。
点滴を受けても、血液中のアルコールが直ちに消えるわけではありません。
また、
- すぐに酔いがさめる
- 飲酒運転ができる状態になる
- 大量飲酒による肝臓への負担がなくなる
- 二日酔いを完全に予防できる
- 飲み過ぎても安全になる
というものでもありません。
アルコールの分解には時間が必要です。
注射や点滴、漢方薬は、飲酒量を増やすためのものではなく、あくまで飲酒前後の体調管理を補助するメニューです。
最も大切なのは、飲み過ぎないことです。
飲酒直後や酩酊状態で受ける点滴ではありません
飲酒後リカバリー点滴は、泥酔している方を短時間で酔いからさますための点滴ではありません。
飲酒直後で酩酊している場合や、歩行が不安定な場合、意識がはっきりしない場合には、通常のコンディションケア点滴を行うことはできません。
そのような状態では、
- 急性アルコール中毒
- 低血糖
- 脱水
- 頭部外傷
- 急性膵炎
なども考える必要があります。
症状によっては、救急診療をご案内します。
このような症状は、救急診療が必要です
飲酒後に次のような症状がある場合は、二日酔い点滴を受けに来るのではなく、速やかに救急車を要請してください。
- 呼びかけても反応が悪い
- 意識がもうろうとしている
- 自力で座ることができない
- 呼吸が遅い、浅い、または不規則
- 大きないびきをかき、起こしても反応しない
- 嘔吐を繰り返している
- 吐いたものを喉につまらせている
- けいれんしている
- 胸が痛い、胸が苦しい
- 激しい腹痛や背中の痛みがある
- 転倒して頭を打っている
- 顔色が悪い、唇が紫色になっている
急性アルコール中毒では、意識障害、嘔吐、呼吸状態の悪化などにより、命に関わることがあります。
「寝かせておけば大丈夫」と自己判断しないでください。
医師が診察したうえで施行します
乾杯前コンディション注射、飲酒後リカバリー点滴は、ご希望があれば一律に施行するものではありません。
医師が、
- 当日の体調
- 飲酒した量と時間
- 既往歴
- アレルギー歴
- 服用中のお薬
- 心臓や腎臓の病気
- 血圧
- 意識状態
- 吐き気や腹痛の程度
などを確認し、安全に受けられるかを判断します。
心不全や腎機能障害などがある方には、500mLの補液が適さない場合があります。
また、激しい腹痛がある場合には、急性膵炎など、飲酒に関連する病気が隠れていないか確認する必要があります。
体調によっては、注射や点滴を施行せず、必要な検査や保険診療、救急診療をご案内します。
効果の感じ方には個人差があります
注射・点滴や漢方薬の効果には個人差があります。
飲酒後の症状を完全に予防または改善することを保証するものではありません。
主なリスクや副作用として、
- 注射部位の痛みや腫れ
- 内出血
- 血管痛
- 吐き気
- 発疹
- アレルギー反応
- 点滴による体液量の増加
- 漢方薬による胃腸症状や肝機能障害
などがあります。
施行中や服用後に体調の変化を感じた場合は、すぐにスタッフへお知らせください。
すべて自由診療です
乾杯前コンディション注射、飲酒後リカバリー点滴は、すべて自由診療です。
健康保険は使用できません。掲載している料金は、すべて税込です。
ご予約なしでもご相談いただけますが、点滴をご希望の場合は、お時間に余裕を持ってご来院ください。
飲酒前後の体調が気になる方へ
当院は、飲酒そのものや大量飲酒をおすすめするものではありません。
しかし、仕事や付き合いなどで、飲酒を避けにくい場面があることも理解しています。
「会食前に体調を整えておきたい」
「五苓散と黄連解毒湯を飲酒前後に試してみたい」
「飲酒後のだるさや吐き気がつらい」
「点滴を受けられる状態なのか相談したい」
という方は、お気軽にご相談ください。
新宿イーストサイドたけうち内科は、東新宿駅A3出口直結、新宿イーストサイドスクエア地下1階にあります。
注射+五苓散+黄連解毒湯で、飲酒前後のコンディション管理をサポートします。
日付: 2026年7月31日 カテゴリ:ブログ












