東新宿の内科 新宿イーストサイドたけうち内科 Rotating Header Image

カテゴリ: ブログ

症状シリーズ 足がむくむのは心不全?腎臓病?|片足だけ・両足の違い

症状シリーズ

足がむくむのは心不全?腎臓病?|片足だけ・両足の違い

「最近、足がむくむ」と感じていませんか?

夕方になると靴がきつい。

靴下の跡がなかなか消えない。

すねを指で押すと、へこんだまま戻らない。

朝になっても足のむくみが残っている。

このような症状はありませんか?

足のむくみは、立ち仕事や座りっぱなし、塩分の多い食事などでも起こります。

一方で、心不全、腎臓病、肝臓病、甲状腺疾患、足の静脈の病気などが隠れていることもあります。

大切なのは、

片足だけなのか、両足なのか

急に始まったのか、少しずつ進んだのか

息苦しさや体重増加を伴っていないか

を確認することです。


片足だけのむくみと、両足のむくみは意味が違います

足のむくみを診るとき、最初に確認したいのが左右差です。

片足だけが急にむくんだ場合

片足だけが急に腫れた場合には、その足の血管やリンパの流れに問題が起きている可能性があります。

特に、

  • 片方のふくらはぎだけが腫れている
  • 足に痛みがある
  • 皮膚が赤い
  • 触ると熱を持っている
  • 左右で足の太さが明らかに違う

場合には、深部静脈血栓症を考える必要があります。

深部静脈血栓症とは、足の深い静脈に血のかたまりができる病気です。

血栓が肺へ流れると肺血栓塞栓症を起こし、胸の痛み、突然の息苦しさ、失神などにつながることがあります。日本血栓止血学会

両足がむくんでいる場合

両足が同じようにむくんでいる場合には、

  • 心不全
  • 腎機能低下
  • 肝機能低下
  • 甲状腺機能低下症
  • 低栄養
  • 足の静脈の流れの低下
  • 薬の副作用

などを考えます。

ただし、両足のむくみでも左右差が出ることがあります。

「両足だから血栓ではない」

「片足だから心臓は関係ない」

と、むくみ方だけで決めつけることはできません。


むくみと息苦しさは、心不全のサインかもしれません

心不全とは、心臓の働きが低下し、体に必要な血液を十分に送り出せなくなった状態です。

日本循環器学会と日本心不全学会は、心不全を、心臓が悪いために息切れやむくみが起こり、徐々に悪化する病気と説明しています。日本循環器学会

足のむくみに加えて、

  • 階段や坂道で息切れする
  • 夜、横になると息苦しい
  • 夜中に苦しくなって目が覚める
  • 数日で体重が増えた
  • 動悸がする
  • 以前より疲れやすい
  • 尿の量が減った

という症状がある場合には、心不全を考える必要があります。

心不全は、必ずしも強い胸痛から始まるわけではありません。

「年齢のせいで疲れやすくなった」

「運動不足で息が切れるだけ」

と思っていた症状が、心不全の始まりだったということもあります。


腎臓病でも両足がむくむことがあります

腎臓には、体内の余分な水分や塩分を尿として排出する役割があります。

腎機能が低下すると、余分な水分が体内にたまり、両足を中心にむくみが現れることがあります。

また、尿に大量のタンパク質が漏れる病気では、血液中のアルブミンが低下し、足だけでなく顔やまぶたがむくむこともあります。

腎臓病によるむくみでは、すねなどを指で押すと、へこんだ跡がしばらく残ることがあります。日本腎臓学会

むくみに加えて、

  • 尿が泡立つ
  • 尿の量が減った
  • 朝、まぶたが腫れている
  • 血圧が上がった
  • 短期間で体重が増えた
  • 健診で尿タンパクや腎機能異常を指摘された

場合には、尿検査や血液検査が必要です。


血圧の薬が原因でむくむこともあります

高血圧の治療に使われる一部のカルシウム拮抗薬では、副作用として足のむくみが出ることがあります。

そのほかにも、痛み止め、ホルモン薬、ステロイド薬などがむくみに関係する場合があります。

ただし、

「薬が原因だろう」

と自己判断して、処方薬を中止することはおすすめできません。

薬によるむくみなのか、心臓や腎臓などの病気によるものなのかを確認してから、薬の変更や調整を検討します。

受診の際は、お薬手帳をご持参ください。


立ち仕事や座りっぱなしでも足はむくみます

長時間の立ち仕事やデスクワークでは、重力によって足に水分がたまりやすくなります。

夕方にむくみが強くなり、一晩休むと改善する場合には、足の静脈の流れや生活習慣が関係している可能性があります。

また、

  • 塩分の多い食事
  • 運動不足
  • 肥満
  • 飲酒
  • 長時間の移動
  • 加齢による筋力低下

なども、むくみを悪化させます。

ただし、生活習慣によるむくみだと思っていても、心臓や腎臓の病気が重なっていることがあります。

むくみが続く場合は、一度原因を確認しましょう。


このような症状は、すぐに受診してください

次のような場合には、様子を見ず、早めの受診が必要です。

  • 片足だけが急に腫れた
  • ふくらはぎに痛みや赤みがある
  • 数日で体重が急に増えた
  • むくみとともに息切れが強くなった
  • 横になると息苦しい
  • 尿の量が明らかに減った
  • 顔やまぶたまでむくんでいる
  • むくみが何日も改善しない

特に、

  • 突然、強い息苦しさが出た
  • 胸が痛い、胸が苦しい
  • 冷や汗が出る
  • 意識が遠のく
  • 唇が紫色になっている

場合には、肺血栓塞栓症や急性心不全などの可能性があります。

このようなときは、通常の外来予約を待たず、速やかに119番へ連絡してください。


むくみの診察では何を調べるのでしょうか?

むくみの診察では、

  • 片足か両足か
  • いつから始まったか
  • 朝と夕方で変化するか
  • 体重が増えていないか
  • 息苦しさや胸の症状がないか
  • 尿の量や泡立ち
  • 服用している薬
  • 心臓・腎臓・肝臓の病歴

などを確認します。

必要に応じて、

  • 血液検査
  • 尿検査
  • 心電図
  • 胸部レントゲン
  • 心エコー
  • 腹部エコー

などを組み合わせ、原因を調べます。

足の血栓が疑われる場合には、下肢静脈エコーや造影CTなどが必要になることもあります。検査内容や緊急性に応じて、対応可能な医療機関をご案内します。


「むくみくらい」と決めつけず、一度ご相談ください

足のむくみの多くは、立ち仕事や座りっぱなしなどによる一時的なものです。

しかし、その中に、心不全、腎臓病、深部静脈血栓症など、早めの対応が必要な病気が隠れていることがあります。

「夕方になると足がパンパンになる」

「靴下の跡が消えない」

「片足だけ腫れている」

「むくみと一緒に息切れも出てきた」

という方は、ご相談ください。

新宿イーストサイドたけうち内科は、東新宿駅A3出口直結、新宿イーストサイドスクエア地下1階にあります。

足のむくみを、年齢や疲れのせいだけで終わらせず、原因を確認しましょう。


新宿イーストサイドたけうち内科
院長 竹内惠理保


足のむくみについてのご予約

当院を初めて受診される方もご予約いただけます。

足のむくみ・内科診療のご予約はこちら

東新宿 内科|新宿イーストサイドたけうち内科

日付:  カテゴリ:ブログ

新宿区民健診シリーズ 新宿区民健診の受診券、しまい込んでいませんか?|東新宿駅直結で健康診査

新宿区民健診シリーズ

新宿区民健診の受診券、しまい込んでいませんか?|東新宿駅直結で健康診査

「あとで受けよう」と思ったままになっていませんか?

新宿区から届いた、新宿区民健診の受診券。

届いたときには、

「時間ができたら受けよう」

「体調は悪くないから、まだ大丈夫」

と思い、そのまま引き出しや書類の中にしまい込んでいませんか?

健康診査は、体調が悪くなってから受ける検査ではありません。

自覚症状のない段階で、生活習慣病や体の変化を見つけることが大切な目的です。

新宿イーストサイドたけうち内科では、新宿区民健診を実施しています。

当院を初めて受診される方も、お申し込みいただけます。


元気な今こそ、健診を受ける意味があります

高血圧、糖尿病、脂質異常症、脂肪肝、腎機能低下などは、初期にはほとんど自覚症状がありません。

血圧や血糖値、LDLコレステロールが高くても、

「痛くない」

「苦しくない」

「仕事も普通にできている」

という方が大部分です。

しかし、異常に気づかないまま何年も経過すると、動脈硬化が進み、将来の心筋梗塞、脳卒中、心不全、慢性腎臓病などにつながる可能性があります。

元気だから健診を受けなくてよいのではなく、元気な今こそ健診を受ける意味があります。


新宿区民健診では何を調べるのでしょうか?

新宿区民健診の基本健康診査では、対象となる方に、問診、身体測定、血圧測定、血液検査、尿検査などが行われます。

これらの検査から、

  • 高血圧
  • 糖尿病・糖尿病予備群
  • 脂質異常症
  • 肝機能異常
  • 腎機能低下
  • 貧血
  • 肥満やメタボリックシンドローム

などの可能性を確認します。

基本健康診査は、対象となる方であれば無料で受けられます。

対象年齢や検査内容は、年齢や加入している健康保険などによって異なります。お手元の受診券をご確認ください。


がん検診も一緒に受けられます

当院では、新宿区民健診とあわせて、対象となる方の各種がん検診にも対応しています。

肺がん検診

胸部レントゲン撮影を行い、肺に異常な影がないかを確認します。

肺がんだけでなく、肺炎、肺気腫、過去の炎症の痕跡などが見つかることもあります。

大腸がん検診

便潜血検査によって、便に血液が混じっていないかを調べます。

大腸がんは、早期には自覚症状がないことも多いため、定期的な検診が大切です。

前立腺がん検診

対象となる男性には、血液中のPSAを測定する前立腺がん検診があります。

排尿症状がない段階でも、検査によって異常が見つかることがあります。

肝炎ウイルス検診

対象となる方は、B型・C型肝炎ウイルスの検査を受けられます。

肝炎ウイルスに感染していても、自覚症状がないことがあります。一度も検査を受けたことがない方は、この機会に確認しておきましょう。

※がん検診の対象や自己負担額は、受診券の記載内容をご確認ください。


ご希望に応じて超音波検査も追加できます

基本的な健康診査だけでは、心臓、血管、肝臓などの状態を画像で詳しく確認することはできません。

当院では、ご希望に応じて、次の自費検査を追加できます。

心エコー検診|8,800円

心臓の動き、弁膜症の有無、心臓の大きさなどを超音波で確認します。

水曜日14:30~に実施しています。

腹部エコー|5,500円

肝臓、胆のう、腎臓、膵臓などの腹部臓器を観察します。

水曜日14:30~に実施しています。

頸動脈エコー|4,400円

頸動脈の壁の厚さやプラークの有無を確認し、動脈硬化の状態を評価します。

実施時間は、次のとおりです。

  • 平日12:30、18:30
  • 水曜日14:30~
  • 土曜日12:30

肝臓エラストグラフィ|3,300円

肝臓に蓄積した脂肪の量と、肝臓の硬さを測定します。

「脂肪肝ですね」で終わらせず、肝線維化が進んでいないかまで評価したい方に有用な検査です。

実施時間は、次のとおりです。

  • 平日12:30、18:30
  • 水曜日14:30~
  • 土曜日12:30

※自費の超音波検査には予約枠があります。ご希望の方は、事前にお問い合わせください。


健診は「受けたら終わり」ではありません

健診で最も大切なのは、結果を受け取った後です。

健診結果に、

「要再検査」

「要精密検査」

「医療機関を受診してください」

と書かれていても、自覚症状がないため、そのままにしてしまう方がいます。

当院では、健診結果に異常が見つかった場合も、そのまま継続してご相談いただけます。

必要に応じて、血液検査、心電図、胸部レントゲン、超音波検査などを行い、

  • 本当に治療が必要なのか
  • 生活習慣の改善で経過をみられるのか
  • どの程度の間隔で再検査すべきか
  • 専門医療機関への紹介が必要か

を分かりやすくご説明します。

健診は、異常を見つけるだけのものではありません。

将来の病気を予防するための、健康管理のスタート地点です。


当院を初めて受診される方もご予約いただけます

「いつも通院している患者でなければ、健診を受けられないのでは?」

と思われる方もいらっしゃいます。

当院を初めて受診される方も、新宿区民健診をお申し込みいただけます。

受診当日は、

  • 新宿区から届いた受診券
  • 問診票
  • 健康保険の資格を確認できるもの
  • お薬手帳

などをご持参ください。

検査内容によっては、食事を控えてご来院いただく必要があります。ご予約時にご案内します。


秋以降に慌てないため、早めにご予約ください

新宿区民健診は、受診期限が近づくと予約が集中することがあります。

「まだ期間があるから大丈夫」

と思っているうちに、仕事や家庭の予定が重なり、受診できなくなってしまうこともあります。

受診券をお持ちの方は、「あとで」としまい込まず、早めに予定を決めましょう。

新宿イーストサイドたけうち内科は、東新宿駅A3出口直結、新宿イーストサイドスクエア地下1階にあります。

新宿区民健診を、これからの健康管理を始めるきっかけにしてください。


新宿イーストサイドたけうち内科
院長 竹内惠理保


新宿区民健診のご予約

当院を初めて受診される方もご予約いただけます。

新宿区民健診のご予約はこちら

東新宿 内科|新宿イーストサイドたけうち内科

日付:  カテゴリ:ブログ

症状シリーズ・総合編 胸が痛いときは何科を受診すればよい?|新宿・東新宿で胸痛のご相談

症状シリーズ・総合編

胸が痛いときは何科を受診すればよい?|新宿・東新宿で胸痛のご相談

「胸が痛い。でも、何科へ行けばよいのか分からない」

胸に違和感があるとき、

「心臓の病気だろうか」

「呼吸器内科へ行くべきか」

「肋間神経痛かもしれない」

「救急車を呼ぶほどではない気がする」

と、受診先に迷う方は少なくありません。

胸の症状も、人によって表現が異なります。

「胸が痛い」

「胸が苦しい」

「胸が重い」

「胸が締め付けられる」

「胸が圧迫される」

「胸が焼けるように感じる」

「胸がチクチクする」

「息を吸うと胸が痛い」

こうした症状の原因は、心臓だけではありません。

肺、大動脈、食道、胃、筋肉、肋骨、神経、皮膚など、胸の中や胸の周囲にあるさまざまな臓器が関係します。

大切なのは、最初から「何科の病気か」を自分で決めることではなく、命に関わる病気を見逃さないことです。


胸痛は、まず内科・循環器内科で評価できます

症状が比較的軽く、歩いて受診できる状態であれば、内科または循環器内科が受診先の候補になります。

ただし、

  • 突然始まった強い胸痛
  • 胸が強く締め付けられる
  • 胸が圧迫され、冷汗が出る
  • 強い息苦しさがある
  • 意識が遠のく

といった場合には、クリニックを探して歩いて受診するのではなく、119番通報を検討してください。

当院では、心臓だけに限定せず、肺、大動脈、消化器、胸壁なども含めて胸痛の原因を考えます。

内科・外科・胸部外科・救急診療に携わってきた経験を生かし、まず緊急性があるかを判断します。


胸が締め付けられる・圧迫されるとき

胸の中央が、

「締め付けられる」

「圧迫される」

「重いものを載せられたように感じる」

という場合に、まず考えなければならないのが狭心症や心筋梗塞です。

典型的には、

  • 歩いたり階段を上ったりすると症状が出る
  • 急いで歩くと胸が苦しくなる
  • 胸の中央が重くなる
  • 休むと数分で軽くなる
  • 首、あご、肩、腕、背中へ広がる
  • 冷汗や吐き気を伴う

といった症状がみられます。

狭心症では、心臓を養う冠動脈が狭くなり、一時的に心筋への血流が不足します。

心筋梗塞では、冠動脈が詰まり、心筋への血流が途絶えた状態になります。

ただし、症状だけで両者を正確に区別することはできません。


胸が痛くなくても、心筋梗塞のことがあります

心筋梗塞というと、胸を押さえて倒れるような強い胸痛を想像するかもしれません。

しかし、実際には、

  • みぞおちが重い
  • 胸焼けのように感じる
  • あごや歯が痛い
  • 左肩や腕がだるい
  • 背中が痛い
  • 息苦しい
  • 冷汗が出る
  • 吐き気がする
  • なんとなく体調がおかしい

という症状だけの場合もあります。

特に、高齢者、糖尿病のある方、女性では、典型的な胸痛が目立たないことがあります。

「胸が痛くないから、心臓ではない」とは限りません。


突然の胸痛・背中の痛みは、大動脈解離の可能性もあります

突然、今まで経験したことのないような胸や背中の激痛が起きた場合には、急性大動脈解離を考える必要があります。

大動脈解離は、心臓から全身へ血液を送る大動脈の壁が裂ける病気です。

  • 突然発症した
  • 発症した瞬間が分かる
  • 胸から背中へ痛みが移動する
  • 引き裂かれるように痛い
  • 冷汗が出る
  • 意識を失った
  • 左右の手足で脈や血圧が違う
  • 手足が動かしにくい

といった場合には、すぐに119番通報してください。

自分で車を運転して受診してはいけません。


胸が痛い原因は、心臓だけではありません

気胸

肺から空気が漏れ、肺が縮んでしまう病気です。

  • 突然、片側の胸が痛くなった
  • 息を吸うと痛い
  • 息苦しい
  • 若くて背の高い、やせた男性
  • 過去に気胸を起こしたことがある

という場合に疑います。

一方で、肺気腫などがある中高年の方にも起こります。

胸部レントゲンなどで確認します。

肺血栓塞栓症

足などにできた血栓が肺の血管に詰まる病気です。

  • 突然息苦しくなった
  • 息を吸うと胸が痛い
  • 脈が速い
  • 片脚だけ腫れている
  • 長時間の飛行機・車移動があった
  • 手術後や長期間の安静状態
  • がん治療中
  • ホルモン剤を使用している

という場合には注意が必要です。

肺炎・胸膜炎

肺や、肺を包む胸膜に炎症が起きると、咳や深呼吸で胸が痛むことがあります。

発熱、咳、痰、息苦しさなどを伴う場合があります。

心膜炎・心筋炎

心臓を包む心膜や心筋に炎症が起こる病気です。

感染症のあとに、胸痛、動悸、息切れ、発熱などが現れることがあります。

逆流性食道炎・食道の病気

胸焼け、食後や横になったときの胸の痛み、酸っぱいものが上がってくる感じなどは、逆流性食道炎でも起こります。

ただし、心筋梗塞を胸焼けだと思い込むこともあるため、自己判断は禁物です。

肋間神経痛・筋肉痛・肋軟骨炎

  • 体をひねると痛い
  • 腕を動かすと痛い
  • 指で押すと痛い
  • 咳や深呼吸で痛い
  • 一瞬だけ針で刺すように痛い

という場合には、胸壁の筋肉、肋骨、肋軟骨、神経などが原因となることがあります。

ただし、「押すと痛い」というだけで、心臓や肺の病気を完全に否定できるわけではありません。

帯状疱疹

胸や背中の片側に、ピリピリ、チクチクする痛みが出ることがあります。

数日遅れて赤い発疹や水疱が現れることもあります。

不安・パニック発作

強い不安や緊張により、胸の圧迫感、動悸、息苦しさ、手足のしびれなどが起こることがあります。

しかし、心臓や肺の病気を確認せずに、最初から「ストレスでしょう」と決めつけるべきではありません。


ニトロや「救心」を飲めば、病気が分かりますか?

胸が痛いと、

「ニトロを使った方がよいのか」

「救心を飲んで様子を見よう」

と考える方もいます。

しかし、薬を飲んで症状が軽くなったかどうかだけで、狭心症や心筋梗塞を診断することはできません。

ニトログリセリンを処方されている方は、医師から指示された方法で使用してください。

使用しても症状が改善しない、いつもより強い、安静にしていても続く場合には、119番通報を検討してください。

救心を飲んでも胸が痛い場合や、飲んで一時的に軽くなった場合も、重大な病気が否定されたことにはなりません。

薬で様子を見ることによって、受診が遅れる方が危険です。


このような胸痛は、迷わず119番を

次のような症状がある場合には、クリニックへの受診ではなく、救急車を要請してください。

  • 突然始まった強い胸痛
  • 胸が締め付けられる、強く圧迫される
  • 症状が数分以上続く、または繰り返す
  • 安静にしていても改善しない
  • 冷汗、吐き気、顔面蒼白を伴う
  • 強い息苦しさがある
  • 胸から背中へ突き抜けるように痛い
  • 意識を失った、または意識が遠のく
  • ろれつが回らない
  • 片側の手足が動かしにくい
  • 唇が紫色になっている

「救急車を呼ぶべきか判断できない」という場合には、東京消防庁救急相談センター「#7119」へ相談できます。


当院では、胸痛を当日評価します

胸痛は、症状があるときに評価することが大切です。

当院では診療時間内であれば、胸が痛い、胸が苦しい、胸が重い、胸が締め付けられる、胸が圧迫されるという方を、可能な限り当日評価します。

症状や状態に応じて、

  • 血圧・脈拍・酸素飽和度の測定
  • 心電図
  • 胸部レントゲン
  • 血液検査
  • 心エコー
  • 呼吸機能検査

などを組み合わせます。

当院で対応可能な状態なのか、緊急に救急病院へ紹介すべきなのか、専門医療機関で詳しい検査が必要なのかを判断します。

緊急性が高いと判断した場合には、速やかに救急病院へつなぎます。


胸が痛いとき、最初から病名を決める必要はありません

胸痛の原因は多岐にわたります。

患者さん自身が、

「心臓ではないだろう」

「肋間神経痛だと思う」

「胃の痛みだろう」

と判断することは簡単ではありません。

大切なのは、重大な病気を先に除外し、そのあとに痛みの原因を整理することです。

現在、強い胸痛や息苦しさがある方は、119番通報を検討してください。

歩いて受診できる程度ではあるものの、

「胸が痛い」

「胸が苦しい」

「胸が重い」

「胸が締め付けられる」

「胸が圧迫される」

という症状が気になる方は、我慢せずご相談ください。

新宿イーストサイドたけうち内科は、東新宿駅A3出口直結、新宿イーストサイドスクエア地下1階にあります。

胸の症状は、何科かを自分で決めるより、まず緊急性を確認することが大切です。


新宿イーストサイドたけうち内科
院長 竹内惠理保

※胸痛と心筋梗塞については、日本循環器学会「冠動脈疾患の一次予防に関する診療ガイドライン」を参考にしています。

※救急車を呼ぶか迷う場合は、総務省消防庁「救急安心センター事業 #7119」をご利用ください。

 


胸痛外来のご予約

当院を初めて受診される方もご予約いただけます。

胸痛外来のご予約はこちら

東新宿 内科|新宿イーストサイドたけうち内科

日付:  カテゴリ:ブログ

自由診療シリーズ 夏休み明けも疲れが抜けない方へ|新宿・東新宿のにんにく注射・コンディション点滴

自由診療シリーズ

夏休み明けも疲れが抜けない方へ|新宿・東新宿のにんにく注射・コンディション点滴

休みが終わったのに、体が仕事モードへ戻りませんか?

夏休みが終わり、仕事が再開しました。

ところが、

「休んだはずなのに、疲れが抜けない」

「朝から体が重い」

「暑さで食欲が落ちている」

「外食や飲酒が続き、体調がすっきりしない」

「仕事が始まり、急に忙しくなった」

「週末まで何とか乗り切りたい」

と感じている方も多いのではないでしょうか。

新宿イーストサイドたけうち内科では、忙しい毎日のコンディション管理を目的とした、自由診療のにんにく注射・コンディション注射・点滴をご用意しています。


「にんにく注射」と「点滴」は、何が違うのでしょうか?

にんにく注射という名前から、にんにくの成分が入っていると思われることがあります。

実際には、にんにくそのものが入っているわけではありません。

一般に「にんにく注射」と呼ばれているものは、ビタミンB1を中心とした注射です。

注射後に、にんにくに似たにおいを一時的に感じることがありますが、周囲へ強いにおいが広がるものではありません。

注射と点滴の大きな違いは、投与する量と所要時間です。

注射は短時間で受けられます。

点滴は、より多い量を時間をかけてゆっくり投与します。

当院では、内容と時間、ご希望に合わせて4種類のメニューをご用意しています。


初めての方に「にんにく注射」

にんにく注射 1,500円(税込)

ビタミンB1を50mg配合した、最もシンプルなメニューです。

短時間で受けられるため、

  • にんにく注射を初めて受ける
  • まずは手軽なメニューから試したい
  • 診療の合間や仕事帰りに短時間で受けたい

という方が選びやすい内容です。


当院の標準メニュー「メディカルにんにく注射」

メディカルにんにく注射 2,500円(税込)

当院ではこれまで、一般的なビタミンB1単剤のにんにく注射とは異なる内容を、にんにく注射として提供してきました。

現在は、ほかの医療機関で行われているにんにく注射との違いを分かりやすくするため、「メディカルにんにく注射」という名称に変更しています。

内容は、

  • ビタミンB1
  • ビタミンB6
  • ビタミンB12
  • 強力ネオミノファーゲンC

を組み合わせています。

当院のコンディションケアにおける標準的な注射です。


ビタミンCも加えた「コンディション注射」

コンディション注射 3,000円(税込)

メディカルにんにく注射の内容に、ビタミンCを加えたメニューです。

  • 仕事や予定が続いている
  • 夏の暑さで食生活が乱れている
  • より充実した内容を希望している
  • 大切な予定に向けて体調を整えたい

という方にご案内しています。

注射のため、点滴より短時間で受けられます。


ゆっくり点滴で受ける「ハイパフォーマンス点滴」

ハイパフォーマンス点滴 4,500円(税込)

コンディション注射のおよそ2倍量を、点滴でゆっくり投与します。

注射よりも多い量を希望する方や、点滴で水分を補いながら受けたい方のためのメニューです。

受付から終了までの所要時間は、およそ30分です。

点滴をご希望の場合は、お時間に余裕を持ってご来院ください。


どのメニューを選べばよいか分からない方へ

初めて受ける方にとっては、

「1,500円と2,500円の注射は何が違うのか」

「注射と点滴のどちらがよいのか」

「自分にはどのメニューが合うのか」

と迷うのが自然です。

大まかな選び方は、次のとおりです。

  • 初めてで、手軽に試したい
    → にんにく注射
  • 当院の標準的な内容を希望する
    → メディカルにんにく注射
  • ビタミンCを含む、より充実した注射を希望する
    → コンディション注射
  • 注射より多い量を、点滴でゆっくり受けたい
    → ハイパフォーマンス点滴

ご自身で決めてから来院する必要はありません。

診察時に、当日の体調や目的、確保できる時間などを確認し、ご希望に合うメニューをご案内します。


疲れの原因が、単なる疲労ではないこともあります

「疲れが抜けない」という症状の背景には、

  • 貧血
  • 甲状腺疾患
  • 糖尿病
  • 肝機能障害
  • 腎機能障害
  • 感染症
  • 睡眠不足
  • 睡眠時無呼吸症候群
  • 不整脈や心不全
  • うつ状態などの精神的な不調

が隠れていることがあります。

特に、

  • 疲れが何週間も続いている
  • 発熱や体重減少がある
  • 動悸や息切れを伴う
  • 胸が痛い、胸が苦しい
  • 足がむくんでいる
  • 食事や水分が取れない
  • 日常生活や仕事に支障が出ている

という場合には、注射や点滴だけで済ませないことが大切です。

当院では、医師が診察し、何らかの病気が疑われる場合には、必要な検査や保険診療をご案内します。


「疲労回復を保証する魔法の注射」ではありません

にんにく注射やコンディション点滴を受ければ、疲労が必ず改善するわけではありません。

効果の感じ方には個人差があり、病気の治療や、睡眠・食事・休養の代わりになるものでもありません。

忙しくて十分に休めないときに、医師へ体調を相談しながら利用できる、コンディション管理の選択肢の一つです。

当院では、ご希望のメニューを一律に施行するのではなく、

  • 当日の体調
  • 既往歴
  • アレルギー歴
  • 服用中のお薬
  • 心臓や腎臓の状態
  • 注射・点滴を希望する目的

などを確認し、安全に受けられるかを判断します。

診察の結果、注射や点滴を行わない場合もあります。


主なリスク・副作用

注射・点滴では、次のような症状が起こることがあります。

  • 注射部位の痛みや腫れ
  • 内出血
  • 血管痛
  • 発疹
  • 吐き気
  • めまい
  • アレルギー反応
  • まれに重いアレルギー反応
  • 点滴による体液量の増加

また、強力ネオミノファーゲンCに含まれるグリチルリチン製剤では、継続的または多量の使用などにより、むくみ、血圧上昇、低カリウム血症などが起こることがあります。

施行中に体調の変化を感じた場合は、すぐにスタッフへお知らせください。


自由診療について

当院のにんにく注射、メディカルにんにく注射、コンディション注射、ハイパフォーマンス点滴は、すべて自由診療です。

健康保険は使用できません。

1回ごとの施行で、料金は1,500円から4,500円です。掲載している料金はすべて税込です。

使用する医薬品は国内で承認されたものですが、コンディション管理を目的とした投与は、承認された効能・効果とは異なる目的での使用を含みます。

そのため、使用方法などによっては医薬品副作用被害救済制度の対象とならない可能性があります。

内容とリスクをご確認いただき、同意のうえで施行します。


夏休み明けのコンディションが気になる方へ

夏休みが終わり、急に仕事のペースが戻ると、体がついていかないと感じることがあります。

「どの注射を選べばよいか分からない」

「点滴を受けられる状態なのか相談したい」

「単なる疲れなのか、検査が必要なのか知りたい」

という方も、お気軽にご相談ください。

新宿イーストサイドたけうち内科は、東新宿駅A3出口直結、新宿イーストサイドスクエア地下1階にあります。

夏休み明けの体調を、ただ我慢して乗り切るのではなく、医師に相談しながら整えていきましょう。

新宿イーストサイドたけうち内科
院長 竹内惠理保

 


にんにく注射・コンディション注射のご予約

当院を初めて受診される方もご予約いただけます。

にんにく注射のご予約はこちら

東新宿 内科|新宿イーストサイドたけうち内科

日付:  カテゴリ:ブログ

呼吸器シリーズ エアコンをつけると咳が出る|夏の長引く咳は「咳喘息」だけではありません

呼吸器シリーズ

エアコンをつけると咳が出る|夏の長引く咳は「咳喘息」だけではありません

エアコンを使い始めてから、咳が続いていませんか?

暑い日が続き、エアコンを一日中使用する機会が増えています。

そのような時期に、

「エアコンをつけると咳が出る」

「職場に戻ってから咳が続いている」

「夜や明け方になると咳がひどくなる」

「熱はないのに、息苦しさがある」

「風邪は治ったのに、咳だけが残っている」

と受診される方が増えます。

エアコンによる乾燥や冷たい空気で、一時的に咳が出ることはあります。

しかし、咳が長引いている場合に、

「エアコンで喉が乾燥しただけ」

「以前も咳喘息と言われたから、今回も咳喘息だろう」

と決めつけることはおすすめできません。


エアコンで咳が出る原因は、一つではありません

エアコンを使用しているときに咳が出る場合、次のような原因が考えられます。

  • 冷たい空気や乾燥による気道への刺激
  • 咳喘息や気管支喘息
  • 新型コロナやインフルエンザなどの感染症
  • 感染後に残る咳
  • 鼻水が喉へ流れる後鼻漏
  • 逆流性食道炎
  • 室内のほこり、ダニ、カビ
  • 夏型過敏性肺炎
  • 肺炎
  • 非結核性抗酸菌症
  • 肺がんなどの肺疾患
  • 心不全など、心臓が原因となる咳

同じ「咳」という症状でも、原因によって必要な検査や治療は異なります。


冷たい空気で咳が出るのは、喘息の手掛かりになります

気管支喘息や咳喘息では、気道がさまざまな刺激に対して過敏になっています。

そのため、

  • エアコンの冷たい風
  • 急な温度変化
  • ほこりやハウスダスト
  • カビ
  • 煙や強いにおい
  • 運動
  • 夜間や早朝

などをきっかけに、咳が出ることがあります。

「エアコンをつけると咳が出る」という情報は、喘息を考えるうえで大切な手掛かりの一つです。

ただし、それだけで咳喘息と診断できるわけではありません。


「咳=咳喘息」と安易に決めつけないことが大切です

長引く咳で医療機関を受診すると、十分な検査を行わずに「咳喘息でしょう」と診断され、吸入ステロイド薬が処方されることがあります。

もちろん、本当に咳喘息であり、吸入治療が必要な方もいます。

一方で、他院で咳喘息と診断された方や、以前に咳喘息と言われたことがある方の中には、その診断をあらためて検討した方がよいケースも少なくありません。

吸入薬を使用しても咳が改善しない場合には、

「薬が弱いから」

「治療期間が足りないから」

と考える前に、そもそも咳の原因が喘息なのかを確認する必要があります。

胸部レントゲン、呼吸機能検査、呼気NO検査などを行い、ほかの病気が隠れていないかを確認することが大切です。


夏に注意したい「夏型過敏性肺炎」

夏に咳が続くとき、忘れてはいけない病気の一つが夏型過敏性肺炎です。

過敏性肺炎は、空気中に存在するカビや細菌などに由来する物質を繰り返し吸い込むことで、肺にアレルギー性の炎症が起こる病気です。

夏型過敏性肺炎では、湿気の多い住宅環境などに発生するカビが関係することがあります。

主な症状は、

  • 乾いた咳
  • 息切れ
  • 発熱
  • だるさ
  • 階段や坂道での息苦しさ

などです。

風邪や咳喘息と間違われることもあります。


自宅を離れると軽くなり、帰ると悪化しませんか?

夏型過敏性肺炎を疑う重要な手掛かりは、症状と環境との関係です。

例えば、

「旅行中は咳が軽くなった」

「入院や帰省で自宅を離れると調子がよい」

「自宅へ戻ると、また咳や発熱が出る」

「平日は調子がよいのに、休日に自宅で過ごすと悪化する」

といった変化がみられることがあります。

反対に、職場のエアコンや室内環境が関係している場合には、

「休暇中はよかったのに、職場へ戻ったら咳が再び出た」

ということもあります。

エアコンそのものが原因とは限りません。

大切なのは、症状が「どこで」「いつ」悪化するのかを整理することです。


エアコン掃除だけで様子を見てよいとは限りません

フィルターの清掃、室内の換気、カビや結露への対策は大切です。

しかし、すでに肺に炎症が起きている場合には、掃除だけで済ませず、医療機関での評価が必要になります。

また、掃除をするときに大量のほこりやカビを吸い込んでしまう可能性もあります。

強い咳や息苦しさがある方は、無理に自分で掃除を行わず、まずご相談ください。


夏の咳には、感染症もあります

夏だからといって、新型コロナやインフルエンザなどの感染症がなくなるわけではありません。

咳に加えて、

  • 発熱
  • 喉の痛み
  • 鼻水
  • 頭痛
  • 関節痛
  • 強いだるさ

などがある場合には、感染症も考える必要があります。

当院では、新型コロナについて、NEAR法による迅速型の核酸増幅検査と抗原検査をご用意しています。インフルエンザの迅速抗原検査も実施可能です。

発熱がある方は、事前にご予約のうえ、発熱外来を受診してください。


このような咳は、早めに受診してください

次のような症状がある場合は、単なるエアコンによる咳と考えず、早めの受診をおすすめします。

  • 咳が2~3週間以上続いている
  • 息苦しさや息切れがある
  • 発熱を繰り返している
  • 吸入薬を使用しても改善しない
  • 自宅や職場など、特定の場所で悪化する
  • 旅行や入院で環境を離れると改善する
  • 夜間や早朝に咳で目が覚める
  • 血痰が出る
  • 体重が減ってきた
  • 胸が痛い、胸が苦しい

呼吸が非常に苦しい、会話が難しい、唇が紫色になる、意識がおかしいといった場合には、救急車の要請を検討してください。


長引く咳は、原因を整理してから治療します

当院では、咳の出る時間帯、場所、季節、生活環境、服用中のお薬などを確認します。

そのうえで、必要に応じて、

  • 新型コロナ・インフルエンザ検査
  • 胸部レントゲン
  • 呼吸機能検査
  • 呼気NO検査
  • 血液検査
  • 喀痰検査
  • 胸部CTが可能な医療機関への紹介

などを組み合わせて、咳の原因を評価します。

咳喘息であれば、適切な吸入治療が必要です。

一方で、感染症、過敏性肺炎、非結核性抗酸菌症などが原因であれば、咳喘息とは異なる対応が必要になります。

咳を止めることだけでなく、なぜ咳が出ているのかを確認することが大切です。


エアコンをつけると咳が出る方へ

「毎年、夏になると咳が出る」

「エアコンの部屋に入ると咳が止まらない」

「休暇中はよかったのに、職場へ戻ったら咳が再発した」

という方は、症状が出る場所や時間帯を記録してご相談ください。

新宿イーストサイドたけうち内科は、東新宿駅A3出口直結、新宿イーストサイドスクエア地下1階にあります。

夏の長引く咳を、エアコンや咳喘息のせいだけにせず、原因を一度きちんと調べましょう。

東新宿 内科|新宿イーストサイドたけうち内科

日付:  カテゴリ:ブログ

生活習慣病シリーズ 連休明けに血圧が高い・動悸がする|生活リズムの乱れを放置しないで

生活習慣病シリーズ

連休明けに血圧が高い・動悸がする|生活リズムの乱れを放置しないで

夏休み明け、体調に変化はありませんか?

本日8月19日(水)から、通常診療を再開しました。

夏休み明け初日から、多くの患者さんにご来院いただきました。

休み明けに増えやすいのが、

「血圧がいつもより高い」

「動悸がする」

「頭が重い」

「足がむくむ」

「体がだるい」

「仕事を始めたら息苦しく感じる」

といったご相談です。

連休明けは、生活リズムや食生活、睡眠時間などが大きく変化する時期です。

「休み明けだから疲れているだけ」と思いがちですが、高血圧や不整脈、心不全などが隠れていることもあります。


連休中は、血圧が変動しやすい条件が重なります

夏休みやお盆休みには、普段とは異なる生活になりやすいものです。

例えば、

  • 外食が増え、塩分を取りすぎた
  • 飲酒量が増えた
  • 夜更かしや寝不足が続いた
  • 帰省や旅行で長時間移動した
  • 暑さで脱水気味になった
  • 運動不足になった
  • 体重が増えた
  • 血圧の薬を飲み忘れた

といった変化が重なることがあります。

塩分の多い食事や飲酒、睡眠不足などは、血圧上昇やむくみの原因になります。

一方、暑い時期には、発汗や水分不足によって脱水となり、血圧が低下したり、脈が速くなったりすることもあります。

休み明けの体調不良を、すべて「血圧のせい」と決めつけることもできません。

どのような状況で血圧が変化し、どのような症状を伴っているのかを確認することが大切です。


血圧が高いだけで、すぐに薬を増やすわけではありません

家庭で測った血圧が、普段より高くなっていることがあります。

しかし、一度だけ高かったからといって、自己判断で血圧の薬を追加してはいけません。

反対に、

「休み中に飲み忘れていたけれど、特に症状がなかった」

という理由で、そのまま服用を中止することもおすすめできません。

血圧は、

  • 測定前の運動
  • 緊張
  • 睡眠不足
  • 痛み
  • 飲酒
  • カフェイン
  • 脱水
  • 測定方法

などによって変動します。

まずは落ち着いた状態で血圧を測り、できれば朝と夜の記録を残してください。

薬の増量・減量・中止については、家庭血圧や体調を確認したうえで判断します。


「動悸がする」ときは、症状がある間に心電図を

動悸とは、

「脈が速い」

「脈が飛ぶ」

「胸がドキドキする」

「心臓が一瞬止まるように感じる」

など、さまざまな感覚を含みます。

寝不足や緊張、飲酒、カフェイン、脱水などで一時的に起こることもありますが、心房細動や期外収縮、発作性頻拍などの不整脈が原因の場合もあります。

不整脈の診断で最も大切なのは、症状が出ているときに心電図を記録することです。

動悸が治まってから心電図を取っても、原因となる不整脈が確認できないことがあります。

「今、脈がおかしい」

「急にドキドキし始めた」

というときは、可能であれば症状が続いている間に受診してください。


むくみや息苦しさは、心不全のサインかもしれません

連休中に塩分や水分、飲酒量が増えると、足のむくみや体重増加がみられることがあります。

特に、

  • 数日間で体重が急に増えた
  • 両足がむくんでいる
  • 横になると息苦しい
  • 夜中に息苦しくて目が覚める
  • 少し歩くだけで息切れする
  • 動悸と息苦しさが同時に起こる

という場合には、心不全なども考える必要があります。

「休み中に食べすぎただけ」と決めつけず、早めにご相談ください。


このような症状は、早急な対応が必要です

次のような症状がある場合は、通常の外来受診を待たず、救急車の要請を検討してください。

  • 胸が強く締め付けられる、圧迫される
  • 突然の激しい胸痛や背中の痛み
  • 強い息苦しさがある
  • 冷汗や吐き気を伴う胸の痛み
  • 意識を失った
  • ろれつが回らない
  • 片側の手足が動かしにくい
  • 突然経験したことのない激しい頭痛
  • 血圧が著しく高く、強い症状を伴っている

判断に迷う場合は、東京消防庁救急相談センター「#7119」も利用できます。


受診時にお持ちいただきたいもの

休み明けの血圧上昇や動悸で受診される場合は、次のものがあると診療に役立ちます。

  • 朝と夜の家庭血圧の記録
  • 動悸が始まった時刻と続いた時間
  • 症状が出たときの脈拍数
  • 体重の変化
  • 服用中のお薬が分かるもの
  • 健診結果や過去の検査結果
  • スマートウォッチなどに記録された心電図や脈拍

血圧や脈拍は、数字だけでなく「いつ、どのような状況で測ったか」も大切です。


夏休み明けは、体調を立て直すタイミングです

連休中に生活リズムが乱れることは、珍しいことではありません。

大切なのは、体調の変化に気づいたあと、そのまま放置しないことです。

当院では、血圧測定や心電図だけでなく、症状に応じて血液検査、胸部レントゲン、心エコーなどを組み合わせて評価します。

「血圧がいつもより高い」

「休み明けから動悸が続いている」

「むくみや息切れが気になる」

という方は、お気軽にご相談ください。

新宿イーストサイドたけうち内科は、東新宿駅A3出口直結、新宿イーストサイドスクエア地下1階にあります。

休み明けの不調を“いつもの疲れ”だけで終わらせず、体の状態を一度確認してみましょう。

東新宿 内科|新宿イーストサイドたけうち内科

日付:  カテゴリ:ブログ

健診シリーズ⑤ 健診で「eGFRが低い」「尿蛋白がある」と言われた方へ|腎機能低下・CKDを放置しないで

健診シリーズ⑤

健診で「eGFRが低い」「尿蛋白がある」と言われた方へ|腎機能低下・CKDを放置しないで

腎臓の異常を指摘されていませんか?

健康診断で、

「クレアチニンが高い」

「eGFRが低い」

「尿蛋白が出ている」

「腎機能低下」

「慢性腎臓病の疑い」

「要再検査」「要精査」

と指摘されていませんか?

腎臓の働きが低下していても、初期には痛みや息苦しさなどの自覚症状がほとんどありません。

そのため、

「体調は悪くないから大丈夫」

「年齢のせいだろう」

「水を飲めば元に戻るだろう」

と思い、そのままにしてしまう方も少なくありません。

しかし、腎機能の低下や尿蛋白は、将来の透析だけでなく、心筋梗塞、脳卒中、心不全などの危険性とも関係します。

症状がない段階から確認することが大切です。


eGFRとは何ですか?

eGFRは、腎臓が血液中の老廃物をどの程度ろ過できているかを推定した数値です。

血液中のクレアチニン値と、年齢、性別などから計算します。

一般に、eGFRが低いほど腎臓の働きが低下している可能性があります。

eGFRの目安

  • 60以上:おおむね保たれている
  • 45~59:軽度から中等度の低下
  • 30~44:中等度から高度の低下
  • 15~29:高度の低下
  • 15未満:末期腎不全に近い状態

ただし、eGFRが一度60未満になっただけで、すぐに慢性腎臓病と確定するわけではありません。

脱水、発熱、食事、運動、筋肉量、服用している薬などの影響を受けることがあります。

再検査を行い、数値の変化や持続性を確認する必要があります。


CKDは「3か月以上続いているか」で判断します

慢性腎臓病は、英語の頭文字からCKDと呼ばれます。

主に、

  • eGFRが60未満
  • 尿蛋白や血尿など、腎障害を示す所見がある

といった状態が、3か月以上続いている場合にCKDと診断します。

大切なのは、一度の健診結果だけで決めつけることではなく、

  • 一時的な異常なのか
  • 以前から続いているのか
  • 数値が徐々に悪化しているのか

を確認することです。

過去の健診結果をお持ちの方は、今回の結果と一緒にご持参ください。


尿蛋白は、腎臓からの重要なサインです

尿蛋白は、本来は血液中にとどまるはずの蛋白が、尿へ漏れ出している状態です。

激しい運動、発熱、脱水などで一時的に陽性となる場合もありますが、繰り返し陽性となる場合は腎臓病が隠れている可能性があります。

特に、

  • 尿蛋白が強く陽性
  • 尿蛋白と尿潜血が両方陽性
  • 糖尿病があり、尿蛋白も出ている
  • むくみを伴う
  • 過去より尿蛋白が増えている

場合は、詳しい評価が必要です。

eGFRが保たれていても、尿蛋白が続いていれば安心とはいえません。


クレアチニンが正常でも、安心とは限りません

クレアチニンは筋肉で作られるため、筋肉量の影響を受けます。

筋肉量が多い方では、腎機能が正常でもクレアチニンがやや高くなることがあります。

反対に、高齢の方や筋肉量の少ない方では、腎機能が低下していてもクレアチニンがあまり高くならないことがあります。

そのため、クレアチニンの数字だけではなく、

  • eGFR
  • 尿蛋白
  • 尿潜血
  • 年齢
  • 過去からの変化
  • 高血圧や糖尿病の有無

をあわせて判断します。

必要に応じて、筋肉量の影響を受けにくいシスタチンCという血液検査を追加することもあります。


腎機能低下の原因は一つではありません

腎機能が低下する原因として、

  • 高血圧
  • 糖尿病
  • 加齢
  • 慢性糸球体腎炎
  • 腎硬化症
  • 脱水
  • 尿路結石
  • 前立腺肥大などによる尿路の閉塞
  • 心不全
  • 自己免疫疾患
  • 薬剤やサプリメント

などがあります。

特に高血圧と糖尿病は、CKDの大きな原因です。

血圧や血糖を適切に管理することは、将来の心筋梗塞や脳卒中を防ぐだけでなく、腎機能を守ることにもつながります。


痛み止めやサプリメントにも注意が必要です

ロキソプロフェンなどの非ステロイド性抗炎症薬は、痛み止めとして広く使われています。

しかし、脱水時や腎機能が低下している方では、腎臓へ負担をかけることがあります。

市販薬、漢方薬、健康食品、サプリメントが腎機能に影響する場合もあります。

健診で腎機能低下を指摘された方は、処方薬だけでなく、市販薬やサプリメントも含めて医師へお知らせください。

自己判断で必要な薬をすべて中止するのではなく、継続の可否を医師や薬剤師へ確認しましょう。


受診すると、どのような検査をしますか?

まず健診結果と過去の検査結果を確認します。

必要に応じて、

  • クレアチニン・eGFRの再検査
  • 尿蛋白・尿潜血の再検査
  • 尿沈渣
  • 尿蛋白の定量検査
  • 血糖値・HbA1c
  • 電解質
  • 貧血の検査
  • シスタチンC
  • 腹部超音波検査

などを組み合わせます。

そのうえで、

  • 当院で経過を見られる状態か
  • 血圧や糖尿病の治療が必要か
  • 薬の見直しが必要か
  • 腎臓専門医への紹介が必要か

を判断します。

一度の数値だけで、全員がすぐに腎臓専門医の受診や治療を必要とするわけではありません。

一方で、急速な腎機能低下、強い尿蛋白、尿蛋白と尿潜血の合併、高度のeGFR低下などがある場合は、早めに腎臓専門医へご紹介します。


腎臓は、悪くなっても症状が出にくい臓器です

腎機能がかなり低下するまで、むくみ、だるさ、息苦しさ、食欲低下などの症状が現れないことがあります。

「症状がないから大丈夫」ではありません。

また、年齢とともにeGFRが低下する傾向はありますが、すべてを「年齢のせい」で済ませてよいわけでもありません。

今の腎機能だけでなく、低下する速さと、尿蛋白の有無を確認することが重要です。


健診結果を受け取ったら、まず当院へ

「eGFRが低いけれど、受診が必要かわからない」

「昨年よりクレアチニンが上がっている」

「尿蛋白が毎年出ている」

「高血圧や糖尿病も指摘されている」

という方は、健診結果をご持参のうえご相談ください。

必要以上に怖がる必要はありません。

しかし、腎機能低下や尿蛋白を何年も放置することはおすすめできません。

新宿イーストサイドたけうち内科は、明日8月19日(水)から通常どおり診療を再開します。

東新宿駅A3出口直結、新宿イーストサイドスクエア地下1階にあります。

健診結果を受け取ったら、まず当院へ。腎臓の数値も一緒に確認しましょう。

※参考:
日本腎臓学会「腎臓検診でわかること」
日本腎臓学会「CKD診療ガイドライン2023」

東新宿 内科|新宿イーストサイドたけうち内科

日付:  カテゴリ:ブログ

症状シリーズ 帰省・旅行後に片脚が腫れた|エコノミークラス症候群と突然の息苦しさに注意

症状シリーズ

帰省・旅行後に片脚が腫れた|エコノミークラス症候群と突然の息苦しさに注意

車や新幹線で長時間移動しませんでしたか?

お盆休みに、車、新幹線、高速バス、飛行機などで長時間移動した方も多いと思います。

旅行や帰省から戻った後に、

「片方のふくらはぎだけが腫れている」

「脚が張って痛い」

「左右の脚の太さが違う」

「歩くとふくらはぎが痛む」

と感じていませんか?

長時間、同じ姿勢で脚を動かさずにいると、脚の静脈に血の塊ができることがあります。

これを深部静脈血栓症といいます。

さらに、脚にできた血栓が血流に乗って肺へ移動し、肺の血管に詰まると、肺血栓塞栓症を起こします。

一般に「エコノミークラス症候群」と呼ばれている病気です。


飛行機に乗った人だけの病気ではありません

「エコノミークラス症候群」という名前から、飛行機のエコノミークラスに乗ったときだけ起こる病気だと思われがちです。

しかし、問題となるのは座席の種類ではありません。

狭い場所で長時間、脚を動かさずに同じ姿勢を続けることが大きな要因です。

そのため、

  • 長時間の車移動
  • 高速バス
  • 新幹線
  • 飛行機
  • 渋滞中の車内
  • 自宅で長時間座ったまま過ごす
  • 病気やけがによる長期間の安静

などでも起こる可能性があります。

お盆の帰省では、渋滞によって予定以上に長時間座り続けることがあります。

暑い時期は汗をかきやすく、水分不足も重なりやすいため注意が必要です。


片脚だけの腫れや痛みは、血栓のサインかもしれません

深部静脈血栓症では、次のような症状がみられることがあります。

  • 片方のふくらはぎだけが腫れる
  • 左右の脚の太さが違う
  • ふくらはぎに張りや痛みがある
  • 脚が重い
  • 皮膚が赤い
  • 片脚だけ熱を持っている
  • 歩いたときにふくらはぎが痛む

両脚ではなく、片脚だけに症状が出ていることが重要な手がかりです。

ただし、血栓があっても症状が目立たない場合があります。

反対に、脚の腫れや痛みがすべて血栓によるものとも限りません。

筋肉痛、けが、感染症、静脈瘤、心臓や腎臓の病気などでも脚は腫れます。

症状だけで自己判断せず、必要な検査を受けることが大切です。


突然の息苦しさや胸痛は、迷わず119番へ

脚にできた血栓が肺へ移動すると、肺血栓塞栓症を起こすことがあります。

次のような症状が突然現れた場合は、速やかに119番へ連絡してください。

  • 突然、息が苦しくなった
  • 急に息切れが始まった
  • 胸が痛い、胸が苦しい
  • 深呼吸すると胸や背中が痛む
  • 脈が速い
  • 冷や汗が出る
  • 顔色が悪い
  • 血の混じった痰が出る
  • めまい、ふらつきがある
  • 意識を失った

大きな血栓が肺の血管を塞ぐと、急激に血圧が低下し、命に関わることがあります。

「長旅で疲れただけ」

「少し休めば治るだろう」

と様子を見ないでください。

自分で運転して医療機関へ向かわず、救急車を要請してください。


このような方は、特に注意が必要です

長時間移動に加えて、次のような条件があると血栓ができる危険性が高くなります。

  • 過去に深部静脈血栓症や肺血栓塞栓症を起こしたことがある
  • 最近、手術や入院をした
  • けがや病気で歩く機会が減っている
  • がんの治療中である
  • 妊娠中または出産後である
  • 経口避妊薬や女性ホルモン製剤を使用している
  • 肥満がある
  • 高齢である
  • 水分が不足している
  • 喫煙している

これらに該当する方が、長時間移動後に片脚の腫れや痛みを感じた場合は、早めに医療機関へ相談してください。


受診すると、どのような検査をしますか?

深部静脈血栓症や肺血栓塞栓症が疑われる場合は、

  • 症状が始まった時期
  • 長時間移動の有無
  • 左右の脚の腫れ方
  • 血栓症の既往歴
  • 手術、入院、がん治療の有無
  • 服用中のお薬

などを確認します。

状態に応じて、

  • 酸素飽和度の測定
  • 心電図
  • 血液検査
  • 下肢静脈超音波検査
  • 造影CT検査

などが必要になります。

肺血栓塞栓症が疑われる場合や、緊急性が高い場合には、速やかに精密検査や治療が可能な医療機関へつなぎます。


長時間移動中にできる予防法

長時間移動では、次のことを心がけましょう。

  • ときどき立ち上がって歩く
  • 足首を上下に動かす
  • ふくらはぎの筋肉を動かす
  • こまめに水分を取る
  • アルコールを飲み過ぎない
  • 体を締め付ける服装を避ける
  • 可能であれば脚を組まずに座る

車で移動する場合は、適度に休憩を取り、車外に出て歩くことが大切です。

ただし、すでに片脚が大きく腫れている、強く痛むなど、血栓症が疑われる場合は、自己流で強く揉みほぐそうとせず、医療機関へ相談してください。


お盆の移動後、片脚の腫れを放置しないでください

長時間移動後の片脚の腫れや痛みは、単なる疲れや筋肉痛のこともあります。

しかし、その中には深部静脈血栓症が隠れていることがあります。

そして、突然の息苦しさ、胸痛、動悸、失神などを伴う場合には、肺血栓塞栓症の可能性があります。

片脚の腫れや痛みは早めに相談し、突然の息苦しさや胸痛がある場合は迷わず119番へ連絡してください。

新宿イーストサイドたけうち内科は、8月19日(水)から通常どおり診療を再開します。

東新宿駅A3出口直結、新宿イーストサイドスクエア地下1階にあります。

東新宿 内科|新宿イーストサイドたけうち内科

日付:  カテゴリ:ブログ

新宿区民健診 新宿区民健診の受診券、届いたままになっていませんか?|東新宿・健診だけの方も歓迎

新宿区民健診

新宿区民健診の受診券、届いたままになっていませんか?|東新宿・健診だけの方も歓迎

受診券をしまったまま、忘れていませんか?

新宿区から届いた、新宿区民健診の受診券。

「まだ期限まで時間があるから」

「どこの医療機関へ行けばよいのかわからない」

「健診だけで、初めてのクリニックへ行ってもよいの?」

と思い、そのままになっていませんか?

新宿区民健診を受けるためだけに、当院を初めて受診していただいて構いません。

普段のかかりつけ医を変更する必要もありません。

初めての方も、健診だけをご希望の方も歓迎します。


症状がないときこそ、健診が大切です

高血圧、糖尿病、脂質異常症、腎臓病、肝機能障害などは、初期には自覚症状がほとんどありません。

「体調は悪くないから大丈夫」

と思っていても、血圧測定や血液検査、尿検査で異常が見つかることがあります。

新宿区民健診では、

  • 問診
  • 身体計測
  • 血圧測定
  • 尿検査
  • 血液検査

などを行います。

対象となる方の健診費用は無料です。

毎年受診して過去の結果と比較することで、まだ症状がない段階の小さな変化にも気づきやすくなります。


新宿区民健診の対象となる方

新宿区民の方で、主に次の条件に該当する方が対象です。

  • 16~39歳で、学校や勤務先などで健診を受ける機会がない方
  • 40~74歳で、新宿区国民健康保険に加入している方
  • 75歳以上で、東京都後期高齢者医療制度に加入している方
  • 対象年齢に該当し、生活保護などを受給している方

40~74歳で新宿区国民健康保険以外の健康保険に加入している方は、加入している健康保険による健診の対象となる場合があります。

ご自身が対象になるかわからない場合は、受診券をご確認いただくか、新宿区へお問い合わせください。


初めての方・健診だけの方も歓迎します

健診を受ける医療機関は、普段のかかりつけ医でなくても構いません。

当院では、

  • 今まで当院を受診したことがない方
  • 健診だけを受けたい方
  • 普段は別の医療機関へ通院している方
  • どこで健診を受ければよいか迷っている方

からのご相談も受け付けています。

健診を受けたからといって、かかりつけ医を当院へ変更する必要はありません。

どうぞ遠慮なくお問い合わせください。


がん検診も一緒に相談できます

当院では、新宿区民健診とあわせて、対象となる方の肺がん・大腸がん・前立腺がん検診なども実施できます。

肺がん検診

40歳以上の新宿区民の方が対象です。

胸部レントゲン検査の自己負担額は900円です。

50歳以上で喫煙指数が高い方は、胸部レントゲン検査と喀痰細胞診を組み合わせた検診を1,200円で受けられます。

大腸がん検診

40歳以上の新宿区民の方が対象です。

便に目に見えない血液が混じっていないかを調べる便潜血検査で、自己負担額は600円です。

検査容器を事前にお渡しする必要があるため、ご希望の方はあらかじめお知らせください。

前立腺がん検診

50歳以上の新宿区民の男性が対象です。

血液中のPSAを測定し、自己負担額は200円です。

肝炎ウイルス検診

対象となる方は、肝炎ウイルス検診も一緒に受けられる場合があります。

健診と同時に希望する検診がある方は、ご予約・お問い合わせの際にお知らせください。


胸部レントゲンの読影にも携わっています

当院の院長は、新宿区医師会診療所において、新宿区民健診および肺がん検診の胸部レントゲン写真を判定する読影メンバーの一人として、判定作業を分担しています。

新宿区民健診や肺がん検診の胸部レントゲンを日頃から数多く読影している医師が、当院でも画像を直接確認します。

私はこれまで、胸部外科医・呼吸器診療に携わる医師として、多くの胸部レントゲンや胸部CTを診てきました。

胸部レントゲンでは、肺がんだけでなく、

  • 肺炎
  • 肺結核
  • 肺気腫
  • 肺線維症
  • 胸水
  • 心拡大
  • 大動脈の異常

などが疑われることもあります。

もちろん、胸部レントゲンだけですべての病気を発見できるわけではありません。

異常が疑われる場合には必要な追加検査を検討し、胸部CTなどの精密検査が可能な医療機関へご紹介します。

誰が画像を確認し、異常が見つかった後にどのように対応するかも、健診を受ける医療機関を選ぶ大切なポイントです。


健診で異常が見つかった後も対応します

健診は、受けることだけが目的ではありません。

結果を確認し、異常があったときに適切な対応へつなげることが重要です。

当院では、健診結果を一緒に確認し、

  • 再検査が必要なのか
  • 生活習慣の改善で経過を見られるのか
  • 治療を始める必要があるのか
  • 精密検査や専門医への紹介が必要なのか

を分かりやすくご説明します。

血圧、血糖値、HbA1c、コレステロール、尿酸、肝機能、腎機能などに異常が見つかった場合も、そのまま当院でご相談いただけます。


ご希望に応じて超音波検査も追加できます

新宿区民健診とは別に、ご希望や健康上の心配に応じて、自費の超音波検査もご用意しています。

  • 心エコー:8,800円
  • 腹部エコー:5,500円
  • 頸動脈エコー:4,400円
  • 肝臓エラストグラフィ:3,300円

これらは、新宿区民健診に必ず追加する検査ではありません。

既往歴や健診結果、気になっている病気などを確認し、必要性について相談したうえでご案内します。


受診券を紛失した場合は再請求できます

新宿区民健診を受ける際は、新宿区から送付された受診券が必要です。

年度内に受診できる健診・検診の受診券が1枚の台紙になっているため、切り離さず、台紙のままお持ちください。

受診券が届いていない、または紛失した場合は、新宿区健康づくり課健診係へ再請求できます。

  • 電話:03-5273-4207
  • 電子申請にも対応

受診当日は、受診券とマイナ保険証等をご持参ください。


年度末ではなく、余裕のある時期に受診しましょう

令和8年度の新宿区民健診は、対象となる方について令和9年3月31日まで実施されます。

しかし、年度末が近づくと、健診を希望する方が集中する可能性があります。

「いつか受けよう」と受診券をしまい込まず、時間に余裕のある時期に受診しておくことをおすすめします。

当院は、8月19日(水)から通常どおり診療を再開します。

夏休み中に受診券を確認し、夏休み明けに新宿区民健診を受けませんか?

新宿イーストサイドたけうち内科は、東新宿駅A3出口直結、新宿イーストサイドスクエア地下1階にあります。

初めての方も、健診だけをご希望の方も歓迎します。まずはお気軽にお問い合わせください。

東新宿 内科|新宿イーストサイドたけうち内科

日付:  カテゴリ:ブログ

お盆の救急受診 お盆休み中に急に具合が悪くなったら|救急車を呼ぶ症状・休み明けまで待てる症状

お盆の救急受診

お盆休み中に急に具合が悪くなったら|救急車を呼ぶ症状・休み明けまで待てる症状

お盆休み中、受診先に迷っていませんか?

お盆期間は、休診している医療機関が多くなります。

そのようなときに急に具合が悪くなると、

「救急車を呼ぶほどではないだろうか」

「休日診療を受診した方がよいのか」

「休み明けまで待っても大丈夫なのか」

と迷う方も多いと思います。

症状の重さは、文章だけで完全に判断できるものではありません。

しかし、命に関わる病気では、受診を先延ばしにしてはいけない症状があります。


このような症状は、迷わず119番へ

次のような症状がある場合は、休み明けを待たず、速やかに119番へ連絡してください。

突然の胸痛・胸の圧迫感

  • 胸が締め付けられる
  • 胸が圧迫される
  • 胸が重い、胸が苦しい
  • 冷や汗や吐き気を伴う
  • 痛みが肩、腕、顎、背中へ広がる
  • 突然、胸や背中に激痛が走った

狭心症、心筋梗塞、大動脈解離、肺血栓塞栓症など、緊急性の高い病気の可能性があります。

少し休んで症状が軽くなっても、安心とは限りません。

自分で運転して病院へ向かわず、119番へ連絡してください。

強い息苦しさ

  • 安静にしていても息が苦しい
  • 会話を続けられない
  • 横になると呼吸が苦しくなる
  • 唇や顔色が青紫色になっている
  • 急に息ができなくなった
  • 意識がぼんやりしている

重い肺炎、喘息発作、心不全、気胸、肺血栓塞栓症などが考えられます。

呼吸が苦しい状態で無理に歩いたり、公共交通機関で受診したりしないでください。

脳卒中が疑われる症状

  • 顔の片側がゆがむ
  • 片側の手足に力が入らない
  • ろれつが回らない
  • 言葉が出ない、相手の言葉を理解できない
  • 急にふらついて立てなくなった
  • 突然、経験したことのない激しい頭痛が起きた

脳梗塞や脳出血は、治療開始までの時間が非常に重要です。

「少し寝れば治るかもしれない」と様子を見ないでください。

意識や反応がおかしい

  • 呼びかけても反応しない
  • 意識がもうろうとしている
  • けいれんが止まらない
  • 急に普段と違う言動が見られる
  • 自力で立ったり歩いたりできない

脳卒中、低血糖、重い感染症、薬物中毒、急性アルコール中毒などの可能性があります。

大量の出血や重いアレルギー症状

  • 吐血した
  • 大量の血便や黒い便が出た
  • 傷を強く圧迫しても出血が止まらない
  • 顔や舌、喉が急に腫れてきた
  • じんましんとともに息苦しさや意識低下がある

重い出血やアナフィラキシーは、急速に状態が悪化することがあります。

「救急車を呼びすぎかもしれない」と遠慮する必要はありません。緊急性が高いと感じたら119番へ連絡してください。


当日中に医療機関へ相談したい症状

救急車を呼ぶほどではないと思っても、次のような場合は休み明けまで待たず、当日診療している医療機関へ相談してください。

  • 高熱と強いだるさがある
  • 水分をほとんど取れない
  • 尿の量が極端に少ない
  • 嘔吐や下痢を繰り返している
  • 腹痛が強い、または徐々に悪化している
  • 咳や発熱に息苦しさを伴う
  • 傷が深い、傷口が大きく開いている
  • 出血がなかなか止まらない
  • 動物や人にかまれた
  • 転倒や打撲後に強い痛みや腫れがある
  • 症状が短時間で悪化している

特に、高齢者、乳幼児、妊娠中の方、心臓・肺・腎臓の病気がある方、糖尿病の方、免疫を抑える治療を受けている方は、軽く見える症状でも早めの相談が必要です。

受診前には、必ず医療機関へ連絡し、診療可能か確認してください。


休み明けまで様子を見られる可能性がある症状

次の条件を満たす軽い症状であれば、自宅で休みながら経過を見られる場合があります。

  • 軽い鼻水や喉の違和感
  • 水分と食事を取れている
  • 呼吸が苦しくない
  • 意識がはっきりしている
  • 痛みが軽く、悪化していない
  • 症状が改善傾向にある
  • 普段どおり排尿できている

ただし、「軽い発熱だから大丈夫」「昨日から変わらないから大丈夫」と一律に判断することはできません。

途中から息苦しくなる、水分が取れなくなる、反応が鈍くなる、痛みが強くなるなどの変化があれば、休み明けを待たずに相談してください。


救急車を呼ぶか迷ったら「#7119」

東京都では、救急車を呼ぶべきか、今すぐ医療機関を受診すべきか迷った場合に、東京消防庁救急相談センターへ相談できます。

東京消防庁救急相談センター

#7119

つながらない場合は、

03-3212-2323(東京23区)

へお電話ください。

医師、看護師、救急隊経験者などによる相談医療チームが、24時間・年中無休で対応しています。

ただし、明らかに緊急性が高い症状がある場合は、#7119を経由せず、直接119番へ連絡してください。


子どもの症状で迷ったら「#8000」

子どもの発熱や体調不良について相談したい場合は、東京都の子供の健康相談室を利用できます。

子供の健康相談室・小児救急相談

#8000

ダイヤル回線やIP電話などからは、

03-5285-8898

へお電話ください。

土曜日、日曜日、祝日は、午前8時から翌朝8時まで相談できます。

電話相談は診断を行うものではありません。緊急性の高い症状がある場合は、直接119番へ連絡してください。


症状は、途中で変化することがあります

最初は軽く見えた症状でも、数時間で悪化することがあります。

大切なのは、

  • 呼吸が苦しくなっていないか
  • 意識や反応に変化がないか
  • 水分を取れているか
  • 尿が出ているか
  • 痛みが強くなっていないか
  • 自力で立ったり歩いたりできるか

を確認することです。

「朝まで待つ」「休み明けまで待つ」と最初から決めてしまわず、症状が変化したら受診方針も変えてください。


当院の夏季休診について

新宿イーストサイドたけうち内科は、8月14日(金)から8月18日(火)まで夏季休診です。

8月19日(水)から通常どおり診療いたします。

休診中はご不便をおかけしますが、緊急性の高い症状を我慢して、当院の診療再開まで待つことは避けてください。

胸が痛い、胸が苦しい、息が苦しい、ろれつが回らない、意識がおかしいなどの症状がある場合は、ためらわず119番へ連絡してください。

緊急性が高いときは119番。判断に迷ったときは#7119。

お盆休み中も、この二つを覚えておいてください。

東新宿 内科|新宿イーストサイドたけうち内科

日付:  カテゴリ:ブログ