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Author Archives: takeuchi

山の日特別編 登山中の息切れ・胸痛・動悸を「山だから」で済ませないで|高山病・熱中症・心臓病の見分け方

山の日特別編

登山中の息切れ・胸痛・動悸を「山だから」で済ませないで|高山病・熱中症・心臓病の見分け方

今日は「山の日」です

8月11日は、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日」として設けられた国民の祝日です。

夏休みを利用して、登山やハイキングを楽しむ方も多いと思います。

山の景色や澄んだ空気は、日常では味わえない魅力があります。

一方で、登山中に、

「いつもより息が切れる」

「胸が苦しい」

「心臓がドキドキする」

「頭が痛い」

「気持ちが悪い」

と感じても、

「山を登っているのだから当然だろう」

「運動不足だから仕方ない」

「もう少しで山頂だから頑張ろう」

と、無理をしてしまう方が少なくありません。

しかし、山で起こる体調不良の中には、高山病、脱水、熱中症、不整脈、狭心症、心筋梗塞など、放置すると命に関わる病気が含まれています。

登山中の体調不良を、すべて「疲れ」で済ませてはいけません。


山では心臓や肺に大きな負担がかかります

登山では、長時間の運動に加えて、坂道、荷物、気温、湿度、標高など、さまざまな要因が体に負担をかけます。

標高が上がると空気中の酸素が少なくなるため、体は酸素を全身へ届けようとして、呼吸数や心拍数を増やします。

さらに夏山では、発汗による脱水も加わります。

脱水によって体内の水分量が減ると、血圧や血流を保つために、心臓はより多く働かなければなりません。

その結果、

  • 動悸
  • 息切れ
  • めまい
  • 胸の違和感
  • 強い疲労感

などが現れることがあります。

健康な方でも起こりますが、高血圧、糖尿病、脂質異常症、心臓病、肺の病気がある方では、より大きな負担になる可能性があります。


頭痛や吐き気は、高山病かもしれません

一般に標高2,500m前後を超えると、高山病を起こす可能性が高くなります。

急性高山病の代表的な症状は、

  • 頭痛
  • 吐き気
  • 食欲低下
  • めまい
  • 強い疲労感
  • 眠りにくい

などです。

「寝不足だろう」

「食事をしていないからだろう」

「二日酔いのようなものだろう」

と思って、さらに高度を上げるのは危険です。

高山病の症状が出た場合は、症状が改善するまで、それ以上登らないことが原則です。

休んでいても悪化する場合には、速やかに標高の低い場所へ下りる必要があります。

山頂へ行くことより、安全に下山することの方が大切です。


息苦しさやふらつきは、重い高山病の可能性があります

高山病が重症化すると、高地肺水腫や高地脳浮腫を起こすことがあります。

次のような症状は危険です。

  • 休んでいても息苦しい
  • 咳が強くなる
  • 歩く速度が極端に遅くなる
  • まっすぐ歩けない
  • ふらついて転倒する
  • 受け答えがおかしい
  • 強い眠気がある
  • 意識がもうろうとしている

このような場合は、その場で様子を見続けてはいけません。

本人に歩かせて無理に下山させることも危険です。

救助を要請し、可能であれば酸素を使用しながら、速やかに低い場所へ移動させる必要があります。


夏山では、標高が高くても熱中症になります

「山の上は涼しいから、熱中症にはならない」

とは限りません。

直射日光、長時間の運動、発汗、水分不足によって、標高の高い場所でも熱中症は起こります。

特に、

  • トイレを心配して水分を控える
  • 水を重く感じて持参量を減らす
  • のどが渇くまで飲まない
  • 休憩を取らずに歩き続ける
  • 前日の飲酒が残っている

といった行動は、脱水の危険性を高めます。

頭痛、吐き気、だるさ、めまいは、高山病でも熱中症でもみられます。

現場で完全に区別することは簡単ではありません。

大切なのは、原因を自己判断して無理に進むのではなく、いったん立ち止まり、休憩と水分補給を行い、改善しなければ下山を判断することです。


胸痛や動悸を「登山のせい」にしないでください

登山中に胸が痛い、胸が締め付けられる、胸が圧迫される、胸が重いと感じた場合には、狭心症や心筋梗塞も考える必要があります。

特に、

  • 胸の中央が締め付けられる
  • 胸の圧迫感が続く
  • 痛みが腕、肩、背中、首、顎へ広がる
  • 冷汗を伴う
  • 吐き気を伴う
  • これまでにない強い息切れがある

場合は、単なる疲労と考えてはいけません。

また、

「心臓が急にドキドキする」

「脈が飛ぶ」

「脈がバラバラになる」

「動悸とともにめまいがする」

という場合には、心房細動や頻脈性不整脈などが起きている可能性があります。

山の中では、病院へ到着するまでに時間がかかります。

「あと少しだから山頂まで行こう」

「下山すれば治るだろう」

と無理をせず、早い段階で行動を中止してください。


このような症状は、すぐに救助を要請してください

登山中に次のような症状がある場合は、無理に歩き続けず、速やかに救助を要請してください。

  • 強い胸痛や胸の圧迫感
  • 安静にしても改善しない息苦しさ
  • 意識が遠のく、または失神した
  • まっすぐ歩けない
  • 受け答えがおかしい
  • 呼びかけへの反応が悪い
  • 唇や顔色が紫色になっている
  • ろれつが回らない
  • 片側の手足が動かしにくい
  • 動悸が続き、立っていられない

携帯電話がつながる場所であれば、119番へ連絡し、山の名前、登山ルート、現在地、標高、症状などを伝えてください。

登山アプリやスマートフォンの位置情報が確認できる場合は、緯度・経度も伝えます。

単独で行動せず、体調の悪い方を一人にしないでください。


登山前の準備が、山での命を守ります

安全な登山のためには、体力だけでなく準備が大切です。

登山前には、

  • 無理のない行程を計画する
  • 単独登山をできるだけ避ける
  • 登山届を提出する
  • 家族に行程と下山予定時刻を伝える
  • 天候を確認する
  • 十分な水分と食料を準備する
  • 防寒具と雨具を携帯する
  • 常用薬を忘れずに持参する
  • 前日の深酒を避ける
  • 寝不足のまま出発しない

といった準備を行いましょう。

体調が悪いときに予定を中止することも、重要な登山技術の一つです。


心臓や肺に持病がある方は、登山前にご相談ください

高血圧、狭心症、不整脈、心不全、喘息、COPDなどの病気がある方でも、状態が安定していれば登山を楽しめる場合があります。

ただし、登る山の標高や行程、現在の病状によっては、事前に検査や薬の調整が必要です。

特に、

  • 階段で胸が苦しくなる
  • 最近、息切れが強くなった
  • 動悸や脈の乱れがある
  • 血圧が十分に管理できていない
  • 健診で心電図異常を指摘された
  • 長期間、心臓の検査を受けていない

という方は、登山前に一度ご相談ください。

必要に応じて、心電図、胸部エックス線、血液検査、心エコーなどを行い、安全に登山できる状態かを確認します。


山頂だけではない、富士山の新しい楽しみ方

今回の記事でお伝えしたいのは、山頂へ到達することだけが登山の価値ではない、ということです。

当院ともご縁のあるアメアスポーツジャパンが展開するスポーツブランド「サロモン」は、富士吉田市とともに、**「Mt. FUJI Re-Style Project」**を進めています。

富士山を五合目から山頂まで登るだけではなく、古くから続く吉田口登山道や「富士みち」を歩き、富士吉田に根付く歴史・文化、地域の人々、自然とのつながりを改めて楽しもうという取り組みです。

速く登ることや山頂へ到達することだけを目的にせず、自分の体調や体力に合わせながら、山麓も含めて富士山を味わう。

これは、安全に山を楽しむという意味でも、とても良い提案だと思います。

富士山の新しい楽しみ方に興味のある方は、ぜひご覧ください。

サロモン「Mt. FUJI Re-Style Project」


引き返す勇気も、立派な登山です

私はこれまで、胸部外科、循環器診療、呼吸器診療、救急・集中治療の現場で、心臓や肺の病気を数多く診療してきました。

体調不良が起きたとき、街中であれば、すぐに心電図や血液検査を行えます。

しかし、山では医療機関へ到着するまでに何時間もかかることがあります。

だからこそ、山では早めの判断が重要です。

「せっかくここまで登ったから」

「仲間に迷惑をかけたくないから」

と無理をしてはいけません。

登頂することより、全員が無事に帰ること。

山の日をきっかけに、山の魅力だけでなく、安全な登山についても考えてみてください。

新宿イーストサイドたけうち内科では、登山前の体調相談や、登山中・下山後に起きた胸痛、息切れ、動悸などの診療にも対応しています。

東新宿駅A3出口直結、新宿イーストサイドスクエア地下1階にあります。

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症状シリーズ③ 動悸がする・脈が飛ぶのは不整脈?|心房細動を見逃さないために

症状シリーズ③

動悸がする・脈が飛ぶのは不整脈?|心房細動を見逃さないために

「急に心臓がドキドキする」と感じていませんか?

突然、心臓の鼓動が気になり、

「心臓がドキドキする」

「胸の中で脈が暴れている」

「脈が飛ぶ、脈が抜ける」

「一瞬、心臓が止まったように感じる」

「脈が速くなったり、遅くなったりする」

と不安になったことはありませんか?

このように、自分の心臓の拍動をいつもより強く、速く、または不規則に感じる症状を「動悸」といいます。

動悸は、必ずしも重大な心臓病を意味するわけではありません。

一方で、心房細動など、脳梗塞や心不全につながる不整脈が隠れていることもあります。

大切なのは、

「動悸があるか、ないか」だけではなく、動悸が起きているときに心臓がどのように動いているかを確認することです。


動悸の感じ方は、人によって異なります

動悸というと、「心臓が速くドキドキする症状」を想像する方が多いと思います。

しかし実際には、さまざまな感じ方があります。

脈が速くなる

突然、脈が速くなり、心臓が激しく打っているように感じます。

運動、緊張、発熱などによる正常な反応の場合もありますが、発作性上室性頻拍、心房細動、心房粗動などの不整脈でも起こります。

脈が飛ぶ・抜ける

「ドクン」と強く打つ、脈が一拍抜ける、心臓が一瞬止まったように感じる症状です。

期外収縮でよくみられます。

期外収縮の多くは直ちに危険なものではありませんが、回数や心臓の状態によっては詳しい検査が必要です。

脈がバラバラになる

脈の間隔が不規則で、速くなったり遅くなったりします。

このようなときには、心房細動を疑う必要があります。

心臓が強く打つ

脈拍数が正常でも、心臓の拍動を強く感じることがあります。

緊張、不安、睡眠不足、貧血、甲状腺機能の異常などが関係している場合もあります。


動悸のすべてが心臓病とは限りません

動悸は、不整脈以外にもさまざまな原因で起こります。

例えば、

  • 睡眠不足
  • 疲労
  • 精神的な緊張やストレス
  • 過度の運動
  • 発熱
  • 脱水
  • 貧血
  • 甲状腺機能亢進症
  • 低血糖
  • 更年期
  • カフェインの取り過ぎ
  • 飲酒
  • 喫煙
  • 一部の風邪薬や喘息治療薬

などでも、心臓が速く打ったり、強く打ったりすることがあります。

「動悸がする=危険な不整脈」とは限りません。

しかし、症状だけで原因を決めることもできません。

「ストレスだろう」

「コーヒーを飲み過ぎただけだろう」

「少し休んだら治ったから大丈夫」

と自己判断すると、治療が必要な不整脈を見逃す可能性があります。


特に見逃したくないのが心房細動です

心房細動は、心臓の上部にある心房が細かく震え、脈が不規則になる不整脈です。

心房細動になると、

  • 脈がバラバラになる
  • 突然、脈が速くなる
  • 動悸が続く
  • 息切れがする
  • 疲れやすくなる
  • 胸が苦しくなる

といった症状が出ることがあります。

一方で、自覚症状がほとんどない方もいます。

心房細動で問題になるのは、動悸そのものだけではありません。

心房の中で血液がよどむと血栓ができ、それが脳の血管に詰まることで、重い脳梗塞を起こすことがあります。

また、速い脈が長く続くことによって、心不全を起こす場合もあります。

心房細動が見つかった場合には、年齢、高血圧、糖尿病、心不全、脳梗塞の既往などを確認し、脳梗塞を防ぐための抗凝固薬が必要かどうかを判断します。

「動悸が治まったから、もう大丈夫」とは限らないのが、発作性の心房細動です。


不整脈は、症状があるときの心電図が最も重要です

不整脈の診断で最も大切なのは、動悸や脈の乱れが起きている、その瞬間に心電図を記録することです。

診察室に着くと動悸が治まり、心電図も正常になっていることは少なくありません。

発作が終わってから心電図をとっても、普段の正常な波形しか記録されず、不整脈の正体がわからないことがあります。

発作が起きていないときの心電図が正常でも、発作性の不整脈を完全に否定することはできません。

そのため、

「次の予約日まで待とう」

「数日様子を見てから受診しよう」

ではなく、

調子が悪いときこそ、すぐに受診してください。


当院は月曜日から土曜日まで診療しています

多くのクリニックでは、週に半日から1日程度の休診日を設けています。

当院は、月曜日から土曜日まで休診日を設けず診療しています。

院長の私は院内におりますので、診療時間内であれば、動悸や脈の乱れが出たときにご相談いただけます。

「今日は予約していないから」

「いつもの動悸だから」

と遠慮する必要はありません。

症状が出ているときに心電図を記録できれば、心房細動、発作性上室性頻拍、期外収縮など、不整脈の診断に大きく近づきます。

動悸がする。脈が飛ぶ。脈がバラバラになる。

その症状が続いているなら、治まるのを待たず、月曜日から土曜日までの診療時間内に当院へお越しください。


受診までに記録してほしいこと

動悸が起きたときには、可能であれば次の点を記録してください。

  • 何時ごろ始まったか
  • 何をしているときに始まったか
  • 突然始まったか、徐々に始まったか
  • 何分くらい続いたか
  • 脈は速かったか
  • 脈の間隔は規則的だったか、バラバラだったか
  • 胸痛、息切れ、めまい、冷汗などを伴ったか
  • 突然止まったか、徐々に治まったか

血圧計で測定できた場合には、血圧と脈拍数も記録してください。

スマートウォッチや携帯型心電計で記録できた波形がある場合は、受診時にお見せください。

ただし、機器で「正常」と表示されても、不整脈を完全に否定できるわけではありません。


必要な検査を組み合わせて原因を調べます

動悸の原因を調べる基本的な検査は、12誘導心電図です。

症状が起きている最中に心電図を記録できれば、診断に大きく近づきます。

症状が短時間で治まる場合や、毎日は起こらない場合には、必要に応じて長時間心電図などを検討します。

また、不整脈の背景にある病気を確認するため、

  • 血液検査
  • 貧血の検査
  • 甲状腺機能検査
  • 電解質の検査
  • 胸部エックス線
  • 心エコー
  • 長時間心電図

などを、症状や診察所見に合わせて組み合わせます。

検査をすべて一律に行うのではなく、動悸の起こり方や持続時間、年齢、既往歴などから必要な検査を選ぶことが大切です。


このような動悸は、救急車を要請してください

動悸に加えて、次のような症状がある場合は、当院へ向かうのではなく、速やかに119番へ連絡してください。

  • 胸が痛い、胸が締め付けられる
  • 胸が圧迫される、胸が重い
  • 強い息苦しさがある
  • 意識が遠のく
  • 実際に失神した
  • 冷汗や強い吐き気を伴う
  • 顔色が悪い
  • 動悸が続き、立っていられない
  • ろれつが回らない
  • 片側の手足が動かしにくい
  • 呼びかけへの反応が悪い

動悸に胸痛、呼吸困難、失神などを伴う場合には、重い不整脈、急性心筋梗塞、肺血栓塞栓症なども考える必要があります。

ご自身で車を運転して受診せず、救急車を要請してください。


繰り返す動悸は、一度きちんと確認しましょう

一瞬だけ脈が飛び、その後は何ともない場合でも、症状が繰り返す、回数が増えている、数分以上続くという場合には、一度ご相談ください。

特に、

  • 高血圧がある
  • 糖尿病がある
  • 心臓病を指摘されたことがある
  • 脳梗塞を起こしたことがある
  • 睡眠時無呼吸を指摘されている
  • 飲酒量が多い
  • ご家族に突然死した方がいる

という方は、注意が必要です。

私はこれまで、胸部外科、循環器診療、救急・集中治療の現場で、さまざまな不整脈や心臓病の患者さんを診療してきました。

多くの動悸は、検査の結果、直ちに危険なものではないと判断できます。

しかし、その中から心房細動や治療が必要な不整脈を見つけることが重要です。

心配し過ぎる必要はありませんが、「いつものことだから」と放置もしない。

そのために、一度きちんと心電図で確認しましょう。


動悸が起きているときに、当院へ

「急に心臓がドキドキする」

「脈が飛ぶ、脈が抜ける」

「脈がバラバラになる」

「健診で不整脈を指摘された」

「スマートウォッチから不整脈を通知された」

という方は、ご相談ください。

不整脈は、症状が出ているときの心電図が診断の鍵になります。

当院は月曜日から土曜日まで、休診日を設けず診療しています。

調子が悪いときが、心電図を記録するチャンスです。症状が続いているうちに受診してください。

新宿イーストサイドたけうち内科は、東新宿駅A3出口直結、新宿イーストサイドスクエア地下1階にあります。

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新宿区健康診査・がん検診のご案内 新宿区の無料健康診査・がん検診は当院へ|東新宿駅直結・自費エコーも追加できます

新宿区健康診査・がん検診のご案内

新宿区の無料健康診査・がん検診は当院へ|東新宿駅直結・自費エコーも追加できます

当院を受診したことがない方も、区民健診だけの方も大歓迎です

新宿区から届いた健康診査・がん検診の受診券が、そのままになっていませんか?

「どこの医療機関で受ければよいか分からない」

「かかりつけ医がいない」

「大きな健診施設まで行くのは面倒」

「体調は悪くないので、後回しにしている」

という方も多いと思います。

新宿区の健康診査(区民健診)は、新宿イーストサイドたけうち内科で受けられます。

当院は、新宿区の健康診査・がん検診指定医療機関です。

当院が初めての方も、健康診査だけをご希望の方も大歓迎です。

現在のかかりつけ医を変える必要もありません。


新宿区の基本健康診査は無料です

令和8年度の新宿区健康診査は、対象となる方であれば、

自己負担0円・無料

で受けられます。

健康診査では、

  • 問診
  • 身体計測
  • 診察
  • 血圧測定
  • 尿検査
  • 血液検査

などを行います。

血液検査では、血糖・HbA1c、コレステロール、中性脂肪、肝機能、腎機能、尿酸、貧血など、健康管理に重要な項目を幅広く確認します。

対象となる主な方は、

  • 40~74歳の新宿区国民健康保険加入者
  • 16~39歳で学校や勤務先などに健診を受ける機会がない方
  • 東京都後期高齢者医療制度に加入している方
  • 生活保護などを受給している方

などです。

対象条件は、年齢や加入している健康保険によって異なります。

新宿区から健康診査受診券が届いている方は、受診券をご確認ください。


健康診査と一緒に、がん検診も受けませんか?

当院では、新宿区の健康診査に加えて、

  • 肺がん検診
  • 大腸がん検診
  • 前立腺がん検診
  • 肝炎ウイルス検診

も実施しています。

健康診査の血液検査だけで、すべてのがんが分かるわけではありません。

せっかく医療機関へ行くのであれば、対象となるがん検診も一緒に申し込んでみませんか?


当院で受けられる検診と料金

基本健康診査

無料

問診、身体計測、血圧測定、尿検査、血液検査などを行います。


肺がん検診

40歳以上:900円

胸部エックス線を正面と側面の2方向から撮影します。

肺がんは、早期には咳、痰、息苦しさなどの症状がないことがあります。

「咳がないから大丈夫」

「タバコを吸わないから肺がんにはならない」

とは限りません。

対象となる方は、年に1回の肺がん検診をご検討ください。

胸部エックス線+喀痰細胞診

1,200円

50歳以上で、喫煙指数が高い方が対象です。

喫煙指数は、

1日の平均喫煙本数×喫煙年数

で計算します。

過去に喫煙していた期間も含めて600以上となる方は、喀痰細胞診を追加する対象になる場合があります。

事前に検査容器をお渡ししますので、ご希望の方は予約時にお申し出ください。


大腸がん検診

40歳以上:600円

便潜血検査により、便の中に目では見えない血液が混じっていないかを調べます。

大腸がんや大腸ポリープがあっても、初期には腹痛、便秘、下痢、血便などの症状がないことがあります。

「毎日便が出ているから大丈夫」

「目で見て血が混じっていないから大丈夫」

とは限りません。

ご自宅で2日分の便を採取していただくため、事前に採便容器をお渡しします。

予約時に、

「大腸がん検診も希望します」

とお伝えください。


前立腺がん検診

50歳以上の男性:200円

PSAという項目を採血で測定します。

健康診査の採血と一緒に実施できるため、別の日に改めて採血を受ける必要はありません。

希望される方は、

  • 健康診査受診券
  • 前立腺がん一次検診受診券

をご持参ください。

※新宿区の前立腺がん検診は、国が示す対策型がん検診の指針外検診として実施されています。検査の利点や、数値が高かった場合の対応についてもご説明します。


肝炎ウイルス検診

無料

過去に新宿区の肝炎ウイルス検診を受けたことがない、40歳以上の新宿区民が対象です。

新宿区にお住まいの間、1回受診できます。

B型肝炎・C型肝炎は、感染していても長期間症状がないことがあります。

これまで一度も検査を受けたことがない方は、この機会にご相談ください。


50歳以上の男性なら、主要3検診を合計1,700円で追加できます

例えば、対象となる50歳以上の男性の場合、

  • 肺がん検診:900円
  • 大腸がん検診:600円
  • 前立腺がん検診:200円

合計、

1,700円

です。

基本健康診査は無料です。

さらに、過去に未受診で対象となる方は、肝炎ウイルス検診も無料で追加できます。

受診券が届いているのであれば、使わないのはもったいありません。


無料健診に、自費の超音波検査も追加できます

健康診査では血液検査や尿検査を行いますが、採血だけでは臓器や血管の状態までは確認できません。

さらに詳しく調べたい方には、希望者向けの自費超音波検査もご用意しています。

自費検査は、新宿区の健康診査・がん検診には含まれません。

すべての方に必要な検査ではありませんので、ご希望や健康上のリスクに合わせて選択してください。


心エコー検診|8,800円

実施日時:水曜日14:30~

心エコーでは、

  • 心臓の収縮する力
  • 心臓の大きさ
  • 心臓の壁の厚さ
  • 心臓弁の動き
  • 弁膜症を疑う所見
  • 心臓内部の血流

などを確認します。

当院では、臨床検査技師が検査と計測を行い、医師が画像と結果を確認します。

特に、

  • 高血圧が長く続いている
  • 心雑音を指摘された
  • 心電図異常を指摘された
  • 息切れや動悸が気になる
  • 弁膜症や心不全が心配
  • ご家族に心臓病の方がいる

という方にご案内します。

異常が疑われた場合には、循環器内科医による保険診療をご案内し、必要に応じて再検査や追加検査を行います。

※胸痛、呼吸困難、強い動悸などの症状がある方は、自費健診ではなく通常の診察をお受けください。


腹部エコー|5,500円

実施日時:水曜日14:30~

腹部エコーでは、

  • 肝臓
  • 胆のう
  • 胆管
  • 膵臓
  • 腎臓
  • 脾臓
  • 腹部大動脈

などを観察します。

脂肪肝、胆石、胆のうポリープ、腎結石、腎のう胞などが見つかることがあります。

「肝機能の数値が気になる」

「以前、脂肪肝や胆石を指摘された」

「採血だけでなく、お腹の臓器も確認したい」

という方にご案内します。


頸動脈エコー|4,400円

実施日時

  • 平日12:30~
  • 平日18:30~
  • 水曜日14:30~
  • 土曜日12:30~

頸動脈エコーでは、

  • 血管壁の厚さ
  • プラークの有無
  • 血管の狭窄
  • 血流の状態

などを確認し、動脈硬化の程度を評価します。

特に、

  • 高血圧
  • 糖尿病
  • LDLコレステロール高値
  • 喫煙歴
  • 肥満
  • ご家族に心筋梗塞や脳梗塞を発症した方がいる

という方にご案内します。

血液検査の数値だけでなく、実際の血管がどうなっているのか確認したい方

のための検査です。


肝臓エラストグラフィ|3,300円

実施日時

  • 平日12:30~
  • 平日18:30~
  • 水曜日14:30~
  • 土曜日12:30~

当院の肝臓エラストグラフィでは、

  • 肝臓に蓄積した脂肪量の定量
  • 肝臓の硬さの測定
  • 肝線維化の可能性の評価

を行います。

脂肪肝で重要なのは、脂肪があるかどうかだけではありません。

脂肪がどの程度蓄積しているのか。
肝臓が硬くなっていないか。

まで確認することが大切です。

「脂肪肝ですね」で終わらせず、脂肪蓄積量と肝臓の硬さまで確認したい方にご案内します。


組み合わせるとお得です

頸動脈エコー+肝臓エラストグラフィ

通常合計7,700円のところ、

セット料金:6,600円

肝臓と血管の両方を確認する、メタボリックシンドロームが気になる方向けのセットです。

腹部エコー+肝臓エラストグラフィ

通常合計8,800円のところ、

セット料金:7,700円

腹部の臓器を広く観察しながら、脂肪蓄積量と肝臓の硬さも測定します。


健診を「受けて終わり」にしません

健診を受ける医療機関を選ぶときに大切なのは、

異常が見つかったあと、きちんと相談できるか

ということです。

当院では、

  • 血圧が高い
  • LDLコレステロールや中性脂肪が高い
  • 血糖値やHbA1cが高い
  • 肝機能の数値が悪い
  • 腎機能が低下している
  • 便潜血検査が陽性だった
  • PSAが高かった
  • 胸部エックス線で異常を指摘された
  • エコーで異常が見つかった

といった場合にも、その後の相談に対応します。

当院で対応できるものは追加検査や治療を行い、より専門的な検査・治療が必要な場合には、適切な専門医療機関をご紹介します。

※健康診査・がん検診・自費エコー後の追加検査や治療は、医学的に必要と判断した場合、通常の保険診療として行います。


年度末まで待たず、受診券を見つけた今のうちに

令和8年度の健康診査・がん検診は、原則として令和9年3月31日まで受けられます。

しかし、

「まだ先だから大丈夫」

と思っていると、そのまま忘れてしまいます。

年度末は医療機関が混み合いやすく、ご希望の日に受診できない場合もあります。

受診券を見つけた今が、予約するタイミングです。


東新宿駅A3出口直結です

新宿イーストサイドたけうち内科は、

東新宿駅A3出口直結、新宿イーストサイドスクエア地下1階

にあります。

受診の際は、

  • 健康診査受診券
  • 希望するがん検診の受診券
  • マイナ保険証など
  • 過去の健診結果

をご持参ください。

受診券は台紙からはがさず、そのままお持ちください。

大腸がん検診や喀痰細胞診をご希望の場合は、事前に検査容器のお渡しが必要です。

自費超音波検査をご希望の場合は、希望する検査名と実施日時を予約時にお伝えください。

新宿区の無料健康診査、肺がん・大腸がん・前立腺がん検診、肝炎ウイルス検診は、東新宿駅直結の新宿イーストサイドたけうち内科へ。

当院が初めての方も、健診だけの方も大歓迎です。
届いた受診券を、今年こそ使いましょう。

東新宿 内科|新宿イーストサイドたけうち内科

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外傷シリーズ① 切り傷は何科に行けばいい?|新宿・東新宿で傷の縫合・処置

外傷シリーズ①

切り傷は何科に行けばいい?|新宿・東新宿で傷の縫合・処置

「この傷、縫った方がいいですか?」

包丁で指を切った。

転んで額を切った。

家具の角にぶつけて頭が割れた。

ドアに指を挟んで、爪まで傷ついた。

そんなとき、

「救急車を呼ぶほどではなさそう」

「でも絆創膏だけで大丈夫なのかな?」

「そもそも何科に行けばいいの?」

と迷うことはありませんか?

切り傷の診療で大切なのは、単に「傷を閉じること」ではありません。

傷の深さ、汚れ、異物、神経・腱・血管の損傷、骨折の可能性などを確認し、

縫った方がよいのか、縫わずに治した方がよいのか

を判断します。

そしてもう一つ。

私は、

「治ればいい」だけではなく、できるだけきれいに治してあげたい

と考えています。


内科クリニックですが、私はもともと外科医です

新宿イーストサイドたけうち内科は、その名前の通り「内科」です。

そのため、

「切り傷も診てもらえるんですか?」

と驚かれることがあります。

はい。診ています。

というより、

私はもともと外科医です。

長年、胸部外科医として手術や救急診療に携わってきました。

特に専門としていたのが、先天性心疾患の手術です。

つまり、生まれたばかりの赤ちゃんや子どもの心臓を手術することも多くありました。

この経験が、現在の私の傷に対する考え方にもつながっています。


「手術の中身がすべて」という時代がありました

私が外科医として手術をしていた頃、外科の世界には、

「外から見える傷より、胸の中でどんな手術をしたかが勝負だ」

という考え方が強くありました。

もちろん外科医として、命を救い、病気を治すことが最優先なのは間違いありません。

しかし、患者さんの立場になって考えると、それだけではありません。

手術が終わったあとも、

手術の傷あととは、一生付き合っていくことになります。

特に私が手術していたのは、先天性心疾患を持つ赤ちゃんや子どもたちです。

小さな赤ちゃんの胸につけた手術創が、その子が大人になっても残る。

そう考えると、

「手術が成功した。それで終わり」ではいけない。

可能な限り、傷もきれいにしてあげたい。

私は若い頃から、そう考えていました。


そのために、形成外科へ皮膚縫合を習いに行きました

形成外科は、傷をきれいに治すことそのものを専門技術として磨いている診療科です。

一方、外科医にとって皮膚縫合は、大きな手術の最後の仕上げです。

何時間にも及ぶ手術を終えたあと、

「できるだけ手術時間を短くしたい」

という現実もあります。

つまり、

できるだけ短時間で縫いたい。

でも、

できるだけきれいに縫いたい。

この二つを両立させる必要があります。

私は、その方法をきちんと身につけたいと思いました。

そこで外科医時代、

形成外科で3か月間のトレーニングを2回、合計6か月間受け、皮膚縫合の技術を学びました。

形成外科の先生たちが、

どの層を合わせるのか。

どのくらいの強さで寄せるのか。

どうすれば皮膚表面の縫合痕を少なくできるのか。

そうした技術を、実際の診療の中で学びました。

それを、自分の外科手術にも取り入れてきました。


開いた皮膚は、閉じれば治ります。でも、それだけではありません

切れた皮膚を縫合して閉鎖する。

それだけなら、それほど難しいことではありません。

しかし私が考えているのは、その先です。

「どうせ縫うなら、可能な限りきれいに仕上げてあげたい」

傷の深さや方向を見ながら、必要であれば皮下・真皮の層から丁寧に合わせます。

傷によっては、皮膚表面に縫合糸をできるだけ出さない方法を選ぶこともあります。

もちろん、どのような傷でも跡を完全になくせるわけではありません。

けがをした時点での傷の深さ、場所、組織損傷の程度、その後の治癒過程によって仕上がりは変わります。

それでも、

できることは、できるだけやってあげたい。

それが、今は「内科医」である竹内が、切り傷を縫うときにも変わらず持っている考え方です。


すべての切り傷を縫うわけではありません

もちろん、

「傷が開いている=全部縫う」

ではありません。

浅い傷で傷口がきれいに合っていれば、被覆材や医療用テープなどで治療できる場合があります。

一方、

  • 傷が深い
  • 傷口が大きく開いている
  • 出血が続いている
  • 皮下組織まで見えている
  • 傷の縁がずれている
  • 顔など傷あとが目立ちやすい場所

などでは、縫合を検討します。

縫った方がきれいになる傷なのか。
縫わない方がよい傷なのか。

実際の傷を見て判断します。


子どもの顔の傷は、特に慎重に考えます

子どもは転倒して、

額、眉の周囲、あごなどを切ることがあります。

「小さな子どもだから、できれば縫いたくない」

というご家族の気持ちもよく分かります。

縫わずに治せる傷であれば、無理に縫う必要はありません。

一方、深く開いた傷まで無理に被覆材だけで治療することが最善とは限りません。

子どもには、その先の長い人生があります。

だからこそ私は、

今だけではなく、その子が大人になったときの傷あとまで考えて治療方法を選びたい

と思っています。


指の傷は、皮膚だけ見てはいけません

指を深く切った場合には、

  • 神経
  • 血管

などが傷ついていないかも確認します。

「指が動かしにくい」

「感覚がおかしい」

「しびれている」

という場合には、皮膚より深い組織が損傷している可能性があります。

また、ドアに指を強く挟んだ場合には、爪の損傷だけでなく骨折を伴っていることもあります。

傷口だけでなく、

その指がきちんと機能しているか

まで診る必要があります。


傷では「消毒」以上に、洗浄と評価が重要です

けがをすると、

「とりあえず消毒!」

と思われがちです。

しかし傷の治療では、十分に洗浄し、

  • ガラス
  • その他の異物
  • 傷んだ組織

などが残っていないかを確認することが重要です。

傷の種類やワクチン接種歴によっては、破傷風についても考える必要があります。


当院ですべての外傷を治療するわけではありません

もちろん、何でもクリニックで治療するわけではありません。

  • 出血が止まらない
  • 大きな血管損傷が疑われる
  • 腱や神経の大きな損傷が疑われる
  • 複雑な骨折を伴っている
  • 広範囲の組織損傷がある
  • 専門的な形成外科・整形外科治療が必要

と判断した場合には、適切な医療機関をご紹介します。

当院で治療できる傷なのか。
専門病院で治療すべき傷なのか。

それを判断するのも私たちの役割です。


「救急車ほどではない。でも、この傷どうしよう?」というときに

切り傷で困るのが、

「救急車を呼ぶほどではない。でも、このままでいいのか分からない」

というときです。

そんなときは、一度ご相談ください。

「これは縫った方がよいです」

となることもあれば、

「これは縫わなくて大丈夫です」

となることもあります。

必要であれば傷を洗浄し、局所麻酔をして縫合します。

当院での治療が適切でなければ、専門医療機関をご案内します。

新宿イーストサイドたけうち内科は、東新宿駅A3出口直結、新宿イーストサイドスクエア地下1階にあります。

内科のクリニックですが、切った・擦った・やけどした。
そんな外傷も診ています。

そして縫うのであれば、

「閉じればいい」ではなく、可能な限りきれいに。

外科医だった頃から、それが私の傷に対する考え方です。

東新宿 内科|新宿イーストサイドたけうち内科

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自由診療シリーズ③ 二日酔いに五苓散+黄連解毒湯?|医師が昔から使っている「お酒の漢方」

自由診療シリーズ③

二日酔いに五苓散+黄連解毒湯?|医師が昔から使っている「お酒の漢方」

「飲み会の前に、何か飲んでおいた方がいいですか?」

仕事上の会食、歓迎会、送別会、友人との飲み会。

東新宿・新宿という場所柄もあり、お酒を飲む機会が多い方は少なくありません。

そんな患者さんから、

「二日酔いになりやすいんです」

「飲み会の前に、何か飲んでおいた方がいいですか?」

と聞かれることがあります。

ドラッグストアにはさまざまな商品が並んでいますが、医師や医療関係者の間では、昔から知られている漢方薬があります。

それが、

五苓散(ごれいさん)+黄連解毒湯(おうれんげどくとう)

です。

実は私自身も、若い医師だった頃に先輩医師から教えてもらいました。


実は、どちらも正式な効能・効果に「二日酔」が入っています

ここは、一般の方には意外かもしれません。

医療用の五苓散。

そして、医療用の黄連解毒湯。

どちらも医薬品として認められている効能・効果の中に「二日酔」が明記されています。

つまり、

「なんとなく二日酔いに良さそう」

「昔から伝わる民間療法」

というだけの話ではありません。

きちんと医療用医薬品として使われている漢方薬です。


五苓散は「水」のバランスを考える漢方

お酒を飲んだ翌朝に、

「喉が渇く」

「頭が痛い」

「気持ちが悪い」

「顔がむくむ」

「なんとなく体が重い」

と感じた経験はないでしょうか。

五苓散は、漢方医学では体内の「水」の偏りを考えて使用する処方です。

医療用五苓散の効能・効果には、二日酔のほか、

  • 頭痛
  • 悪心
  • 嘔吐
  • めまい
  • 浮腫

なども含まれています。

二日酔いのときに経験する症状と、かなり重なるのが面白いところです。


黄連解毒湯は「のぼせ・ほてり」の方向から考える漢方

もう一つが、

黄連解毒湯。

名前だけ聞くと、

「アルコールを解毒してくれる薬?」

と思うかもしれません。

しかし、この「解毒」を、アルコールそのものを急速に分解して体外へ排出するという意味に捉えてはいけません。

黄連解毒湯は、比較的体力があり、のぼせぎみで顔が赤く、いらいらする傾向のある方などに用いられる漢方薬です。

そして黄連解毒湯にも、正式な効能・効果として

「二日酔」

が記載されています。


私にとっては、昔からの「黄金コンビ」です

実は私も若い頃には、お酒を飲み過ぎて、いろいろやらかしました(笑)。

そんな若い医師だった頃に、先輩医師から教えていただいたのが、

五苓散+黄連解毒湯

という組み合わせでした。

それ以来、自分自身でも飲酒の際に使ってきました。

これはあくまで私個人の経験であって、すべての方に同じ効果があるという意味ではありません。

それでも、私自身はこの組み合わせの良さを何度も実感してきました。

医師仲間や薬剤関係者との間でも話題になることのある組み合わせで、私にとっては今でも、

「お酒のときの黄金コンビ」

です。


五苓散3包+黄連解毒湯3包をセットにしました

そこで当院では、飲酒時のコンディションケアとして、

五苓散 3包

黄連解毒湯 3包

合計6包をセットにしました。

お酒の漢方セット 770円(税込)

「今日は飲み会がある」

「今週は会食が続く」

というときにも利用しやすいよう、必要な分だけの小さなセットにしています。

いずれも医療用の漢方薬ですので、医師が体調や服用中のお薬などを確認したうえでご案内します。


注射と組み合わせることもできます

当院では、飲酒前のコンディションケアを目的とした注射もご用意しています。

乾杯前コンディション注射 3,000円(税込)

さらに漢方も一緒に希望される場合には、

乾杯前コンディション注射+お酒の漢方セット 3,300円(税込)

でご案内します。

注射だけでも、漢方だけでも、両方を組み合わせても構いません。

その日の予定や体調に合わせて選んでいただけます。


ただし「これを飲めば、いくら飲んでも大丈夫」ではありません

ここは大切です。

五苓散や黄連解毒湯、あるいは注射を利用しても、

  • アルコールが急速に分解される
  • 血中アルコール濃度がすぐに下がる
  • 肝臓への負担がなくなる
  • 必ず二日酔いを防げる
  • いくら飲んでも安全になる

わけではありません。

一番の二日酔い対策は、飲み過ぎないことです。

どんな漢方薬や注射も、この原則に勝るものではありません。


漢方薬も「薬」です

「漢方だから副作用がない」と思われることがありますが、これは正しくありません。

漢方薬も医薬品です。

体質、持病、服用している薬などによっては、使用が適さない場合があります。

特に黄連解毒湯は、漫然と長期間服用する薬としてではなく、体質や症状を確認して使用することが大切です。

当院では医師が確認したうえでご案内します。


お酒をすすめたいわけではありません。でも、飲む機会はあります

もちろん医師として、

「たくさんお酒を飲みましょう」

とおすすめするつもりはありません。

でも現実には、

「今日は大切な取引先との会食」

「会社の歓迎会がある」

「どうしても断れない飲み会がある」

ということもあります。

そうした現実の生活を無視して、

「飲まなければいいでしょう」

だけで終わらせるのも、少し違うと私は思っています。

だからこそ、

飲み過ぎないことを大前提として、そのうえで上手にコンディションを整える。

そんな現実的な選択肢があってもよいと思います。

「五苓散と黄連解毒湯を試してみたい」

「漢方だけ欲しい」

「飲み会前に注射も一緒に受けたい」

という方は、診察時にお気軽にご相談ください。

新宿イーストサイドたけうち内科は、東新宿駅A3出口直結、新宿イーストサイドスクエア地下1階にあります。

五苓散+黄連解毒湯。
派手な組み合わせではありませんが、私にとっては昔から馴染みのある「お酒のときの黄金コンビ」です。

※効果の感じ方には個人差があります。飲酒や二日酔いによる症状を完全に予防・改善することを保証するものではありません。

東新宿 内科|新宿イーストサイドたけうち内科

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呼吸器シリーズ 咳止めを飲んでも咳が止まらない|「咳を止める」より原因を探すことが大切です

呼吸器シリーズ

咳止めを飲んでも咳が止まらない|「咳を止める」より原因を探すことが大切です

咳止めを飲んでいるのに、なぜ咳が止まらないのでしょうか?

「咳止めをもらったけれど、全然咳が止まらない」

「薬がなくなると、また咳が出てくる」

「もう何週間も咳止めを飲み続けている」

このようなご相談は、当院でもよくあります。

咳がつらければ、まず「咳を止めたい」と思うのは当然です。

しかし、咳が長引いている場合には、

「どの咳止めを使うか」よりも、「なぜ咳が出ているのか」を考えることの方が大切です。


そもそも、咳は「病気」ではなく症状です

咳そのものが病名なのではありません。

咳は、気道に入った異物や分泌物などを外へ出そうとする身体の防御反応です。

ですから、咳を起こしている原因が残っていれば、咳止めだけを飲んでもなかなか改善しないことがあります。

もちろん、夜も眠れないほど強い咳などでは、症状を和らげるために鎮咳薬を使うこともあります。

しかし、それはあくまで「咳という症状」を抑える治療です。

原因そのものを治療しているとは限りません。


長引く咳には、たくさんの原因があります

咳が長引く病気は、ひとつではありません。

例えば、

  • 風邪や新型コロナなどの後に続く感染後咳嗽
  • 気管支喘息
  • 咳喘息
  • アトピー咳嗽
  • 鼻副鼻腔炎や後鼻漏
  • 胃食道逆流症(GERD)
  • COPD
  • 気管支拡張症
  • 肺炎
  • マイコプラズマや百日咳などの感染症
  • 結核・非結核性抗酸菌症
  • 間質性肺炎
  • 薬剤による咳
  • 肺がんなどの胸部悪性腫瘍

など、さまざまです。

しかも実際には、原因がひとつとは限りません。

例えば、

「鼻炎+喘息」

「GERD+咳喘息」

のように、複数の原因が重なっていることもあります。

だからこそ、

「咳がある→咳止めを出す」

だけでは解決しない患者さんがいるのです。


「咳=咳喘息」と決めつけるのも危険です

最近は「咳喘息」という病名が広く知られるようになりました。

そのため、

「咳が長引いています」

というだけで、

「では咳喘息でしょう」

と診断され、吸入薬を処方されているケースも見かけます。

もちろん、本当に咳喘息であれば適切な吸入治療が必要です。

しかし、長引く咳の原因は咳喘息だけではありません。

先週の記事でもお話ししたように、

咳喘息という診断そのものが本当に正しいのか、一度立ち止まって考えることが大切です。


咳の診療では「いつ、どんな咳が出るか」が重要です

咳の原因を考えるときには、咳の出方が大きなヒントになります。

例えば、

「夜から明け方に咳が強い」

「運動すると咳が出る」

「冷たい空気を吸うと咳が出る」

「横になると咳が出る」

「食後に咳が増える」

「鼻水が喉へ落ちる感じがする」

「痰が多い」

「風邪をひいてからずっと咳だけ残っている」

などです。

さらに、

  • 喫煙歴
  • アレルギー歴
  • 喘息の既往
  • 鼻炎・副鼻腔炎
  • 胸やけ
  • 服用中の薬
  • 職場環境
  • ペット
  • 症状が始まった時期

なども重要です。

咳の診療では、こうした情報を丁寧に整理することが診断への第一歩になります。


必要に応じて、きちんと検査します

診察だけで原因が明らかになる場合もありますが、長引く咳では検査が必要になることがあります。

当院では、症状に応じて、

  • 胸部レントゲン
  • 呼吸機能検査
  • FeNO(呼気一酸化窒素)検査
  • 血液検査
  • 感染症検査

などを組み合わせて評価します。

FeNOは、気道に好酸球性炎症があるかを考える際の参考になります。

ただし、

FeNOが高い=咳喘息

と単純に診断できるわけではありません。

問診、診察、画像、呼吸機能などを合わせて考える必要があります。

必要に応じて、CTなどの精密検査が可能な医療機関へご紹介することもあります。


「レントゲンが正常だから大丈夫」とも限りません

胸部レントゲンは非常に重要な検査ですが、レントゲンに異常がなければ咳の原因がすべて否定できるわけではありません。

喘息や咳喘息、アトピー咳嗽、後鼻漏、胃食道逆流症などでは、胸部レントゲンが正常なことも珍しくありません。

一方で、肺炎、肺がん、結核、間質性肺炎など、画像検査が診断の手がかりになる病気もあります。

だからこそ、

「とりあえず咳止め」でも、「とりあえず吸入薬」でもなく、その方に必要な検査を選ぶことが大切です。


咳止めが効かないこと自体が、診断のヒントになることもあります

咳止めを飲んでも咳が続く。

これは単純に、

「もっと強い咳止めが必要」

という意味とは限りません。

気管支が狭くなっているのであれば、その治療が必要です。

鼻や副鼻腔に原因があるのであれば、そちらを治療する必要があります。

胃食道逆流が関係しているのであれば、咳止めだけでは改善しません。

感染後に気道の過敏性が長く残っている場合もあります。

つまり、

咳止めが効かないときこそ、薬を強くする前に「なぜ咳が出ているのか」をもう一度考える必要があります。


このような咳は、早めに受診してください

咳と一緒に、

  • 息苦しさがある
  • 胸が痛い
  • 血痰が出る
  • 高い熱が続く
  • 酸素飽和度が低い
  • 体重が減ってきた
  • 食欲低下や強い倦怠感がある
  • 咳が徐々に悪化している

といった症状がある場合には、単なる長引く咳として様子をみない方がよいことがあります。

特に強い呼吸困難や大量の喀血などがある場合には、救急診療が必要です。


咳止めを探し続ける前に、咳の原因を探しましょう

咳がつらいと、

「とにかく咳を止めてほしい」

と思うのは当然です。

私たちも、つらい咳はできるだけ早く楽にしたいと考えています。

しかし、長く続いている咳ほど、

「咳を止めること」と「咳の原因を治すこと」は分けて考える必要があります。

咳止めを何度飲んでも改善しない。

吸入薬を使っているのに咳が続く。

咳喘息と言われたけれど、本当にそうなのか疑問がある。

そんな方は、一度原因から見直してみましょう。

新宿イーストサイドたけうち内科では、長引く咳について、問診・診察だけで決めつけず、必要な検査を組み合わせながら原因を考えていきます。

当院は東新宿駅A3出口直結、新宿イーストサイドスクエア地下1階です。

咳止めが効かないとき、「もっと強い咳止め」ではなく、「なぜ咳が出ているのか」を考えることが大切です。

東新宿 内科|新宿イーストサイドたけうち内科

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生活習慣病シリーズ 血圧の薬は一度飲み始めたら一生?|降圧薬を飲む意味を考えてみましょう

生活習慣病シリーズ

血圧の薬は一度飲み始めたら一生?|降圧薬を飲む意味を考えてみましょう

「血圧の薬を飲み始めたら、一生やめられないんですよね?」

高血圧の診療をしていると、本当によく聞く言葉です。

健診で血圧が高いと言われても、

「一度薬を始めたら一生になるから、まだ飲みたくない」

「薬なしではいられなくなるのでは?」

「私は薬を飲まない主義です」

という方もいらっしゃいます。

まず最初にお伝えしたいのは、

「降圧薬を一度飲み始めたら、必ず一生飲み続ける」というのは正しくありません。

条件が整えば、薬を減らしたり、中止したりできる方もいます。

でも私は、もう一歩違うところから考えてほしいと思っています。


そもそも、何のために血圧を下げるのでしょうか?

血圧を下げる目的は、血圧計に表示される数字をきれいにすることではありません。

大きな目的のひとつは、

血管や臓器を高い圧力から守り、できるだけ長持ちさせることです。

血管には、毎日血液の圧力がかかっています。

その圧力が高い状態が何年、何十年と続けば、血管や心臓、腎臓への負担が積み重なります。

その結果、

  • 脳梗塞
  • 脳出血
  • 心筋梗塞
  • 心不全
  • 慢性腎臓病(CKD)
  • 大動脈瘤
  • 大動脈解離

などにつながる可能性があります。

車なら、傷んだ部品を新品に交換できます。

しかし、人間の血管、心臓、腎臓はそう簡単には交換できません。

一度大きな病気を発症すると、命に関わるだけではなく、その後の生活の質(QOL)が大きく損なわれることがあります。

だから、高血圧は症状がないうちから管理する必要があるのです。


降圧薬に「依存」するわけではありません

降圧薬を飲み始めたために、身体が薬なしでは血圧を下げられなくなるわけではありません。

薬をやめると血圧が上がることがあるのは、

薬に依存したからではなく、もともとの高血圧が残っているからです。

ですから、

「薬を飲んだら最後」

という考え方をする必要はありません。

必要な時期には薬を使って血圧を下げる。

生活習慣や体重、年齢、病気の状態が変化したら、その時点でまた薬の量を見直す。

私は、それでよいと思っています。


実は「一生同じ降圧薬を飲み続ける」とは限りません

人間の身体は、年齢とともに変化します。

心臓、血管、腎臓にも加齢による変化が起こります。

高齢になると心不全や慢性腎臓病(CKD)などを抱える方も増え、若い頃と同じ血圧、同じ薬の量が適切とは限らなくなります。

体重が減ったり、食事量が変わったり、別の病気が加わったりすることもあります。

その結果、降圧薬を減らしたり、中止したりする必要が生じることもあります。

つまり、

「50歳で降圧薬を始めたら、90歳まで同じ薬を同じ量で飲み続ける」

という話ではありません。

私はむしろ、

一生降圧薬を飲めるくらい元気でいられるなら、それは決して悪いことではない

と思っています。


降圧薬は「将来の自分への投資」だと、私は考えています

これは私個人の考え方ですが、

もし私自身に治療が必要な高血圧があれば、私は降圧薬の内服を受け入れます。

理由は単純です。

将来の脳卒中、心筋梗塞、心不全、腎臓病などのリスクを少しでも下げたいからです。

毎日薬を飲むことには、多少の手間があります。

薬には副作用の可能性もあります。

費用もかかります。

それでも、それによって将来の大きな病気のリスクを下げられるのであれば、私はその選択をします。

私にとって降圧薬は、

「将来の自分への投資」

です。

そして、

「人生のリスクマネジメント」

でもあります。


「薬を飲まない」という選択にも、リスクがあります

ここは、とても大切です。

薬には副作用がある。

だから薬を飲みたくない。

これは理解できます。

しかし、

「薬を飲まない」という選択が、リスクゼロというわけではありません。

治療が必要な高血圧をそのままにすることにも、将来の脳卒中、心臓病、腎臓病などのリスクがあります。

つまり比較するべきなのは、

「薬を飲む」か「薬を飲まない」か、

だけではありません。

薬を飲むことによるリスクと、治療しないことによるリスク。

この両方です。


今は「医師に言われたから薬を飲む」時代ではありません

昔の医療であれば、

「何を言っているんですか。血圧が高いんだから、ちゃんと薬を飲みなさい!」

と医師が強く治療を勧めることも多かったと思います。

今は、患者さん本人の意思を尊重して治療方針を決める時代です。

「薬を飲みたくない」

という意思も尊重されます。

もちろん、それ自体はとても大切なことです。

一方で私は、

ある意味では、とても厳しい時代になった

とも感じています。

医師が一方的に治療を決めるのではなく、自分自身で説明を聞き、自分自身で判断する。

そして、その選択の結果を最も大きく受けるのは、将来の自分自身だからです。


「薬を飲まない主義」だけで決めてしまわないでください

「私はできるだけ薬を飲まない主義なんです」

というお話も、診察室ではよく聞きます。

その考え方を否定するつもりはありません。

しかし、治療が必要かどうかは「主義」ではなく、できれば医学的なリスクを見て判断してほしいと思います。

血圧はいくつなのか。

家庭血圧はどうなのか。

年齢は。

糖尿病は。

腎機能は。

コレステロールは。

喫煙は。

心臓病や脳卒中の既往は。

こうした条件によって、同じ血圧でも将来のリスクは大きく異なります。

医師の仕事は、

「とにかく薬を飲ませること」

ではありません。

その方にどの程度のリスクがあり、治療によって何を減らせる可能性があるのかを説明することです。

その情報を知ったうえで、最終的にどうするかを一緒に考えます。


生活習慣の改善で、薬を減らせることもあります

もちろん、血圧を下げる方法は薬だけではありません。

  • 減塩する
  • 体重を減らす
  • 適度に運動する
  • 飲酒量を見直す
  • 禁煙する
  • 睡眠を改善する

こうした生活習慣の改善で、血圧が大きく下がる方もいます。

特に肥満のある方では、減量によって降圧薬を減らせることもあります。

ですから当院では、

「薬か、生活習慣か」ではなく、両方を使って将来のリスクを下げる

という考え方を大切にしています。


2025年から、血圧管理の目標も変わっています

日本高血圧学会の「高血圧管理・治療ガイドライン2025」では、一般的な降圧目標として、

診察室血圧:130/80mmHg未満

家庭血圧:125/75mmHg未満

が示されています。

もちろん、やみくもに血圧を下げればよいわけではありません。

年齢、体調、合併症、立ちくらみなどを確認しながら、一人ひとりに合わせて調整します。

重要なのは、

「症状がないから高い血圧を放置してよい」ということではない

ということです。


まず、本当に高血圧なのかを確認しましょう

一方で、健診で一度血圧が高かっただけで、全員がすぐ薬を飲む必要があるわけではありません。

病院や健診では緊張によって血圧が上がる「白衣高血圧」もあります。

そのため当院では、診察室の血圧だけではなく、家庭血圧を重視しています。

本当に高血圧なのか。

生活習慣の改善で経過をみられるのか。

薬を始めた方がよい段階なのか。

他に心血管リスクはないのか。

そこまで確認して、治療方針を考えます。


血圧の薬を一生飲むかどうかは、今日決めなくてよいのです

「薬を飲み始めたら一生だから……」

と考えて、治療そのものから逃げる必要はありません。

今日必要なら、今日治療する。

将来、体重や生活習慣、家庭血圧、身体の状態が変われば、そのときにまた治療を見直す。

それでよいのです。

ただし、血圧が下がったからといって、自己判断で薬を中止することはおすすめしません。

薬が効いているために血圧が正常になっている可能性があるからです。

減量や中止についても、家庭血圧を見ながら医師と相談してください。


高血圧治療は、将来の自分を守るためのリスクマネジメントです

私は、高血圧治療を

「薬を飲むための治療」

だとは考えていません。

目標は、

10年後、20年後もできるだけ元気に生活できる身体を守ること。

そのために、薬が必要なら使う。

生活習慣を改善する。

減らせる状況になれば減らす。

必要がなくなれば中止を検討する。

大切なのは、

薬を飲むことを怖がることでも、薬を飲まないことにこだわることでもありません。

正しい情報を知り、

「薬を飲むリスク」と「治療しないリスク」の両方を比較して、

自分自身で冷静に選択することです。

「血圧の薬を始めるべきか迷っている」

「できれば薬を飲みたくないので相談したい」

「今飲んでいる薬を減らせないか知りたい」

という方も、家庭血圧の記録や健診結果をご持参のうえ、お気軽にご相談ください。

新宿イーストサイドたけうち内科は、東新宿駅A3出口直結、新宿イーストサイドスクエア地下1階にあります。

降圧薬は、今日の数字を下げるためだけの薬ではありません。将来の自分を守るための選択肢のひとつです。

東新宿 内科|新宿イーストサイドたけうち内科

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夏でもインフルエンザA型に注意|新型コロナ感染も増えています

臨時のお知らせ

夏でもインフルエンザA型に注意|新型コロナ感染も増えています

今週、当院で感染者が目立ってきました

今週に入り、当院では新型コロナウイルス感染症と診断される方が増えてきました。

それに加えて、少し意外なことに、インフルエンザA型と診断される方も目立っています。

インフルエンザは、寒く乾燥する年末年始ごろに大きく流行するイメージがあります。

確かに、夏はインフルエンザの流行が少ない時期です。

しかし、夏だからインフルエンザに感染しないわけではありません。

「この時期だから、ただの夏風邪だろう」

と決めつけず、発熱や強い倦怠感などがある場合には注意が必要です。


夏でもインフルエンザは発生します

インフルエンザは、一般的には冬に流行する感染症です。

一方で、海外との往来、人が集まる場所、冷房を使用した換気の少ない室内など、さまざまな条件が重なることで、夏にも感染することがあります。

また、今年のように非常に暑い時期には、

  • 熱中症
  • 夏風邪
  • 新型コロナウイルス感染症
  • インフルエンザ
  • 咽頭炎や扁桃炎
  • その他の感染症

などが、よく似た症状で始まることがあります。

季節だけで病気を判断することはできません。


新型コロナとインフルエンザは、症状だけでは区別できません

新型コロナウイルス感染症とインフルエンザでは、次のような症状がみられます。

  • 発熱
  • のどの痛み
  • 鼻水
  • 頭痛
  • 関節痛や筋肉痛
  • 強いだるさ
  • 食欲の低下

症状だけを見て、

「これは新型コロナだ」

「インフルエンザではなさそうだ」

と正確に区別することは困難です。

今週、当院で確認されたインフルエンザはA型です。

夏の発熱であっても、症状や周囲の感染状況によっては、新型コロナとインフルエンザの両方を考えて検査する必要があります。


当院では2種類の新型コロナ検査をご用意しています

当院では、新型コロナウイルスの検査として、次の2種類をご用意しています。

NEAR法による迅速核酸増幅検査

NEAR法は、正式には「等温核酸増幅法」と呼ばれ、ウイルスの遺伝子を増幅して調べる検査です。

PCR検査と同じ核酸増幅検査の仲間ですが、温度を変化させずに遺伝子を増幅するため、比較的短時間で結果を確認できます。

一般の方には「迅速型PCR」と説明されることもありますが、厳密にはPCR法とは異なる仕組みです。

抗原検査と比べて、ウイルス量が比較的少ない段階でも検出が期待できることが特徴です。

新型コロナ抗原検査

ウイルスに含まれるたんぱく質を検出する迅速検査です。

短時間で結果が分かりますが、発症直後など、まだウイルス量が少ない時期には陰性となることがあります。

症状が始まった時期や周囲の感染状況などを確認し、適切な検査方法をご案内します。

当院では、インフルエンザの抗原検査にも対応しています。


検査が早すぎると、感染していても陰性になることがあります

新型コロナやインフルエンザに感染していても、発症直後はウイルス量が十分に増えておらず、検査で陰性になることがあります。

そのため、検査結果が陰性でも、

  • 発熱が続いている
  • 咳やのどの痛みが強くなっている
  • 周囲に感染者がいる
  • 強い倦怠感や関節痛がある

といった場合には、経過をみながら再検査が必要になることがあります。

検査結果だけではなく、症状、発症からの時間、診察所見を合わせて判断することが大切です。


「熱中症だろう」と思い込まないでください

暑い時期の発熱、頭痛、だるさ、食欲低下は、熱中症でも感染症でも起こります。

もちろん、気温の高い屋外で長時間過ごした場合や、大量に汗をかいたあとであれば、熱中症を考える必要があります。

しかし、

  • のどが痛い
  • 咳や鼻水がある
  • 家族や職場に同じ症状の人がいる
  • 冷房の効いた室内にいたのに発熱した
  • 水分をとっても症状が改善しない

という場合には、新型コロナやインフルエンザなどの感染症も考える必要があります。


このような症状がある場合は、早めにご相談ください

次のような症状がある方は、早めの受診をご検討ください。

  • 高熱が続いている
  • 水分を十分にとれない
  • 強いだるさで動けない
  • 咳や息苦しさが強い
  • 胸が痛い、胸が苦しい
  • 嘔吐を繰り返している
  • 基礎疾患がある
  • 高齢者、妊娠中、または免疫力が低下している
  • 周囲に新型コロナやインフルエンザの感染者がいる

呼吸が苦しい、意識がもうろうとしている、呼びかけへの反応が悪いなどの症状がある場合は、通常の外来受診ではなく、救急車を要請してください。


検査をご希望の方は当院へご相談ください

夏だからといって、新型コロナやインフルエンザを除外することはできません。

特に今週は、当院の診療現場で新型コロナウイルス感染症とインフルエンザA型が目立っています。

発熱、のどの痛み、咳、強いだるさなどがあり、検査をご希望の方は当院へご相談ください。

新宿イーストサイドたけうち内科は、東新宿駅A3出口直結、新宿イーストサイドスクエア地下1階にあります。

夏の発熱を「ただの夏風邪」と決めつけず、必要に応じてきちんと調べましょう。

東新宿 内科|新宿イーストサイドたけうち内科

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健診シリーズ④ 健診で尿酸値が高いと言われた方へ|痛風がなくても放置してよいのでしょうか?

健診シリーズ④

健診で尿酸値が高いと言われた方へ|痛風がなくても放置してよいのでしょうか?

「痛風になったことがないから大丈夫」と思っていませんか?

健康診断で、

「尿酸値が高い」

「高尿酸血症の疑い」

「生活習慣の改善が必要」

と指摘されていませんか?

尿酸値が高いと聞くと、

「痛風にならなければ問題ない」

「足の親指が痛くないから大丈夫」

「ビールとプリン体を控えればよい」

と考える方も少なくありません。

しかし、高尿酸血症は痛風だけの問題ではありません。

尿路結石や腎機能障害の原因となるほか、高血圧、脂質異常症、糖尿病、肥満などを合併していることも多く、心筋梗塞や脳卒中などの心血管イベントとも関連します。

さらに、プリン体については、一般に持たれているイメージと実際が大きく異なる食品もあります。


尿酸値はいくつから高いのでしょうか?

血清尿酸値が、男女ともに7.0mg/dLを超える場合、高尿酸血症と診断されます。

尿酸は血液中に溶けていますが、7.0mg/dLを超えると結晶になりやすくなります。

この尿酸塩の結晶が関節にたまり、強い炎症を起こした状態が痛風発作です。

ただし、尿酸値が7.0mg/dLを少し超えただけで、全員がすぐに痛風を起こすわけではありません。

一方で、高い状態が長く続くほど、体内に尿酸塩の結晶が蓄積しやすくなります。

一度の数値だけでなく、

  • どの程度高いのか
  • いつから高いのか
  • 年々上がっているのか
  • 腎機能に問題がないか
  • 痛風発作や尿路結石の既往があるか

を確認する必要があります。


痛風発作は、実は夏にも多くみられます

痛風発作は、足が冷える冬に多いように思うかもしれません。

確かに、尿酸塩は温度が低いほど溶けにくくなります。そのため、体温の低い足の親指などに結晶がたまりやすくなります。

一方、実際の痛風発作は、夏に多いとする研究が複数あります。

夏は大量の発汗によって脱水になりやすく、腎臓からの尿酸排泄が低下します。血液や尿が濃縮されることも、痛風発作の誘因になると考えられます。

さらに夏には、

  • ビールなどの飲酒量が増える
  • バーベキューで肉類を多く食べる
  • 激しい運動で大量に汗をかく
  • サウナ後に水分を取らず飲酒する
  • 甘い清涼飲料水を多く飲む

といった条件も重なりやすくなります。

冬の「局所の冷え」だけでなく、夏の「全身の水分不足」にも注意が必要です。


痛風発作は、足の親指だけではありません

典型的な痛風発作では、足の親指の付け根が突然赤く腫れ、非常に強い痛みが起こります。

しかし、痛風発作が起こるのは足の親指だけではありません。

  • 足首
  • 足の甲
  • アキレス腱周囲
  • 手首

などに起こることもあります。

夜間から明け方に突然始まり、数時間で急激に悪化することがあります。

痛風発作を何度も繰り返すと、関節内や皮下に尿酸塩の結晶が蓄積し、痛風結節や関節の変形につながることもあります。


高尿酸血症は、痛風だけの問題ではありません

高尿酸血症は、

  • 痛風発作
  • 尿路結石
  • 腎機能障害

などの原因になります。

また、高尿酸血症の方では、高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満、慢性腎臓病などを合併していることが少なくありません。

高尿酸血症の方では、心筋梗塞や脳卒中などの心血管イベントが多いことも報告されています。

ただし、尿酸そのものが直接の原因なのか、高血圧、肥満、糖尿病、腎機能低下などを伴いやすいためなのかは、完全には分かっていません。

そのため、尿酸値は痛風の指標であると同時に、全身の生活習慣病や心血管リスクを見直すきっかけにもなります。

尿酸値だけを下げれば、すべて解決するという問題ではありません。


お酒を飲まなくても、甘い飲み物でリスクは上がります

「私はお酒を飲まないから、尿酸は大丈夫」

とは限りません。

砂糖や果糖を多く含む、

  • 清涼飲料水
  • 加糖ジュース
  • エナジードリンク
  • 甘い炭酸飲料

などは、尿酸値や痛風発症リスクを上げる可能性があります。

これらの飲み物には、プリン体がほとんど含まれていません。

しかし、果糖が体内で代謝される過程で尿酸が作られます。

つまり、プリン体が入っていなくても、尿酸値を上げる飲み物があります。

ただし、無糖飲料や人工甘味料を使用した飲料まで、すべて同じようにリスクが上がるわけではありません。

主に注意が必要なのは、果糖を含む加糖飲料です。


日本人は「尿酸を作りすぎる」より「うまく排泄できない」方が多い

高尿酸血症には、

  • 尿酸が多く作られるタイプ
  • 尿酸を十分に排泄できないタイプ
  • 両方が組み合わさったタイプ

があります。

日本人では、尿酸排泄低下型が約60%を占めるとする報告があります。

そのため、プリン体の多い食品を控えることには意味がありますが、食事だけですべて解決するとは限りません。

尿酸値には、

  • 体質や遺伝
  • 腎機能
  • 肥満
  • インスリン抵抗性
  • 飲酒
  • 果糖の摂取
  • 脱水
  • 服用中のお薬

なども影響します。

「プリン体だけを避ければよい」と考えず、原因を総合的に見直すことが大切です。


痛風に危ないのは、イクラよりサラダチキン?

プリン体の多い食品を並べてみると、焼き鳥屋さんや海鮮居酒屋さんのメニューに似ていることに気づきます。

一般的な一食分に含まれるプリン体量の目安は、次のとおりです。

焼き鳥屋さんでよく見る食品

  • 鶏レバー:約250mg
  • 豚レバー:約228mg
  • 牛レバー:約176mg
  • 牛ハツ:約148mg
  • 鶏ささみ:約123mg
  • 鶏むね肉:約113mg
  • 鶏手羽:約110mg
  • 鶏ハツ:約100mg

レバーやハツにプリン体が多いことは、何となく想像できるかもしれません。

意外なのは、鶏ささみや鶏むね肉です。

鶏ささみは低脂肪・高たんぱくで、非常にヘルシーな食品というイメージがあります。

確かに、減量や脂質制限という面では優れた食品です。

しかし、プリン体という視点では決して少なくありません。

「体によいから」と、サラダチキンや鶏ささみを毎日大量に食べている方は、尿酸値にも注意が必要です。


海鮮居酒屋では、イクラより干物やカツオに注意

海鮮居酒屋さんでよく見る食品では、一般的な一食分に次の程度のプリン体が含まれます。

  • さんまの干物:約188mg
  • カツオ:約169mg
  • さんま:約155mg
  • マアジの干物:約148mg
  • マグロ:約126mg
  • マダイ:約80mg
  • ホタテ:約46mg
  • イクラ:約0.7mg

干物やカツオ、マグロには、比較的多くのプリン体が含まれています。

一方、意外に少ないのがイクラです。

イクラは、

「魚卵だからプリン体が多い」

「痛風には完全にNG」

というイメージを持たれがちですが、実際のプリン体量は非常に少ない食品です。

プリン体は、細胞一つひとつに含まれる核酸に由来します。

イクラは一粒が一つの大きな細胞です。そのため、同じ重量で比較すると細胞の数が少なく、プリン体量も少なくなります。

「魚卵だから、すべてプリン体が多い」というわけではありません。

ただし、イクラは塩分が多い食品です。

プリン体が少ないから、いくらでも食べてよいという意味ではありません。

「ヘルシーそうだから、いくら食べても大丈夫」

「魚卵だから、絶対に食べてはいけない」

と、食品のイメージだけで判断しないことが大切です。


「第3のビールだからプリン体が少ない」は間違いです

ビール、発泡酒、いわゆる第3のビールでは、どれが最もプリン体が少ないのでしょうか?

公表値や測定値の一例を、100mL当たりで比べてみます。

ビール

  • ヱビス:約12.0mg
  • サッポロクラシック:約11.0mg
  • モルツ:約9.0mg
  • 一番搾り:約8.6mg
  • サッポロ黒ラベル:約7.5mg
  • スーパードライ:約6.0mg

麦芽を多く使用したコクのあるビールでは、プリン体も多くなる傾向があります。

ただし、同じビールでも商品による差があり、今回の例では、ヱビスとスーパードライで約2倍の違いがあります。

発泡酒

  • 淡麗:約3.4mg
  • 本生ドラフト:約3.2mg
  • 円熟:約3.1mg

これらの発泡酒は、一般的なビールと比べてプリン体が少なめです。

いわゆる第3のビール

  • 麦とホップ:約10.0mg
  • 一番麦:約6.5mg
  • 金麦:約3.3mg

ここで意外なのが、いわゆる第3のビールです。

「安価な第3のビールなら、麦芽が少なく、プリン体も少ないだろう」と思われがちです。

しかし、商品による差が非常に大きくなっています。

麦とホップのプリン体量は約10.0mgで、一部のビールとほぼ変わりません。

一方、金麦は約3.3mgで、発泡酒に近い数値です。

つまり、ビール、発泡酒、第3のビールという分類だけでは、プリン体量を判断できません。

商品ごとの成分表示を確認する必要があります。

※数値は100mL当たりの公表値・測定値の一例です。商品のリニューアルや製造時期によって変わることがあります。


350mL缶では、表示値の3.5倍です

100mL当たりの数値だけを見ると、それほど多くないように感じるかもしれません。

しかし、350mL缶を1本飲めば3.5倍、500mL缶なら5倍です。

例えば、

  • ヱビス350mL:約42mg
  • スーパードライ350mL:約21mg
  • 麦とホップ350mL:約35mg
  • 金麦350mL:約12mg

となります。

さらに、お酒の席ではビールだけでなく、焼き鳥、レバー、カツオ、干物など、プリン体の多い料理も一緒に食べます。

焼き鳥屋さんや海鮮居酒屋さんでは、

プリン体の多いお酒
+プリン体の多い料理
+アルコールによる尿酸排泄低下
+脱水

が同時に重なります。

問題は、ビールに含まれるプリン体だけではありません。


プリン体ゼロのお酒なら、たくさん飲んでも大丈夫?

そうではありません。

プリン体ゼロやプリン体の少ない商品でも、アルコールそのものが、

  • 体内での尿酸産生を増やす
  • 腎臓からの尿酸排泄を妨げる
  • 利尿によって脱水を招く
  • 食欲を刺激して食べ過ぎにつながる

といった影響を及ぼします。

「プリン体の少ない商品に変えたから安心」ではなく、最終的には飲酒量そのものを見直すことが重要です。


受診すると、すぐ薬が必要なのでしょうか?

尿酸値が7.0mg/dLを超えているからといって、全員がすぐに薬を飲むわけではありません。

治療方針は、

  • 尿酸値の高さ
  • 痛風発作の有無
  • 痛風結節の有無
  • 尿路結石の既往
  • 腎機能
  • 高血圧や糖尿病などの合併
  • 服用中のお薬
  • 生活習慣改善後の経過

などを総合して判断します。

軽度の高尿酸血症で、痛風発作や合併症がない場合には、まず飲酒、食事、体重、水分摂取などを見直しながら経過をみることがあります。

一方で、

  • 痛風発作を起こしたことがある
  • 尿酸値が非常に高い
  • 痛風発作を繰り返している
  • 痛風結節がある
  • 尿路結石がある
  • 腎機能が低下している

という場合には、薬による治療を検討します。

尿酸値だけを見て一律に決めるのではなく、その方の将来のリスクに合わせて判断することが大切です。


当院では、尿酸値だけでなく生活習慣病をまとめて確認します

健診で尿酸値が高いと言われた方には、健診結果の経年変化を確認し、必要に応じて、

  • 尿酸値の再検査
  • 腎機能
  • 尿検査
  • 血圧
  • 血糖値・HbA1c
  • LDLコレステロール・中性脂肪
  • 肝機能
  • 服用中のお薬

などを確認します。

高尿酸血症だけを単独で見るのではなく、高血圧、糖尿病、脂質異常症、脂肪肝、肥満などを含めて総合的に評価します。

生活習慣の改善で様子をみるのか、薬が必要なのかを、一人ひとりに合わせて判断します。


健診結果を受け取ったら、まず当院へ

尿酸値が高くても、痛風発作が起こるまでは自覚症状がほとんどありません。

しかし、痛みがないことと、放置してよいことは同じではありません。

「尿酸値が少し高いだけなので大丈夫だと思っていた」

「薬が必要なのか知りたい」

「お酒をどこまで減らせばよいのか分からない」

「腎機能やほかの生活習慣病も心配」

という方は、健診結果をご持参のうえご相談ください。

新宿イーストサイドたけうち内科は、東新宿駅A3出口直結、新宿イーストサイドスクエア地下1階にあります。

健診で尿酸値が高いと言われたら、痛風が起こる前に一度確認しましょう。

東新宿 内科|新宿イーストサイドたけうち内科

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症状シリーズ③ 動悸がする・脈が飛ぶのは不整脈?|急に心臓がドキドキするとき

症状シリーズ③

動悸がする・脈が飛ぶのは不整脈?|急に心臓がドキドキするとき

「急に心臓がドキドキする」と感じていませんか?

「急に心臓がドキドキする」

「脈が飛ぶ感じがする」

「心臓が一瞬止まったように感じる」

「脈が速い、または不規則に感じる」

このような症状を、一般に「動悸」と呼びます。

動悸があると、

「心臓に重大な病気があるのではないか」

「このまま心臓が止まるのではないか」

と不安になる方も少なくありません。

しかし、動悸があるからといって、必ずしも危険な不整脈とは限りません。

睡眠不足、疲労、ストレス、発熱、脱水、カフェイン、飲酒などによって、健康な方にも動悸が起こることがあります。

一方で、心房細動など、治療や詳しい検査が必要な不整脈が隠れている場合もあります。

大切なのは、症状だけで必要以上に怖がるのではなく、動悸が起きているときの脈を確認することです。


動悸の感じ方は、人によって異なります

「動悸」という言葉から、速い脈だけを想像する方も多いと思います。

しかし、実際の感じ方はさまざまです。

  • 心臓が強く打つ
  • ドキドキ、バクバクする
  • 脈が一回抜ける
  • 胸が一瞬詰まる
  • 心臓がひっくり返るように感じる
  • 脈が速くなったり遅くなったりする
  • 脈がバラバラに感じる
  • 首やのどの辺りまで拍動を感じる

動悸の表現だけで、原因となる不整脈を特定することはできません。

症状が始まった状況、持続時間、脈の速さや規則性、ほかの症状の有無を確認することが大切です。


「脈が飛ぶ」のは、期外収縮かもしれません

「脈が一回抜ける」

「心臓が一瞬止まる」

「ドンと強く打つ」

という症状は、期外収縮によって起きていることがあります。

期外収縮とは、本来のリズムより早いタイミングで余分な拍動が入る不整脈です。

早く打った直後に少し間が空き、その次の拍動を強く感じるため、「脈が飛んだ」「心臓が止まった」と感じることがあります。

期外収縮は健康な方にも見られ、少数であれば治療を必要としないことも少なくありません。

ただし、

  • 回数が多い
  • 長時間続く
  • 運動すると増える
  • めまいや息切れを伴う
  • 心臓病の既往がある

という場合には、詳しい評価が必要です。


脈が突然速くなる場合に考えられること

突然、脈が速くなり、しばらくして急に元へ戻る場合には、発作性上室性頻拍などの不整脈が考えられます。

一方、徐々に脈が速くなり、休むと徐々に戻る場合には、

  • 運動
  • 緊張や不安
  • 発熱
  • 脱水
  • 貧血
  • 甲状腺機能亢進症
  • 睡眠不足
  • カフェイン
  • 飲酒

などが関係していることがあります。

「脈が速い=すべて同じ不整脈」ではありません。

どのように始まり、どのように治まったかが、原因を考える重要な手掛かりになります。


脈がバラバラに感じるときは?

脈が不規則で、速さもバラバラに感じる場合には、心房細動などの可能性があります。

心房細動は、動悸を強く感じる方もいれば、まったく症状がない方もいます。

心房細動が続くと、心臓の中に血栓ができ、脳梗塞につながることがあります。

ただし、脈が不規則に感じる原因は心房細動だけではありません。

期外収縮が続いている場合なども、脈がバラバラに感じられます。

自分の感覚だけで判断せず、心電図で確認することが必要です。


動悸の原因は、心臓だけとは限りません

動悸は、不整脈以外の原因でも起こります。

例えば、

  • 貧血
  • 甲状腺の病気
  • 発熱
  • 脱水
  • 低血糖
  • 更年期
  • 睡眠不足
  • 疲労
  • 強い不安や緊張
  • カフェインやエナジードリンク
  • 飲酒
  • 喫煙
  • 一部の薬

などです。

そのため、心電図が正常でも、症状や診察結果に応じて血液検査などが必要になることがあります。


健診の心電図が正常でも、不整脈を否定できません

通常の12誘導心電図で記録できるのは、短い時間だけです。

診察時に動悸が治まっていれば、その瞬間の心電図は正常になることがあります。

そのため、

「健診の心電図が正常だった」

「以前、病院で心電図を撮ったけれど異常なしだった」

というだけでは、発作性の不整脈を完全に否定できません。

症状を繰り返す場合には、24時間心電図など、長時間記録する検査が必要になることがあります。


動悸が起きたときに確認していただきたいこと

可能であれば、動悸が起きたときに次の点を確認してください。

  • 何をしているときに始まったか
  • 急に始まったか、徐々に始まったか
  • 何分くらい続いたか
  • 脈は速いか、遅いか
  • 規則的か、バラバラか
  • 胸痛、息切れ、めまいを伴ったか
  • どのように治まったか
  • カフェインや飲酒との関係があるか

スマートウォッチや携帯型心電計で記録できた場合は、受診時にお見せください。

ただし、機器の表示だけで自己診断するのではなく、記録を医師と一緒に確認することが大切です。


このような動悸は、すぐに救急車を呼んでください

動悸に加えて、次のような症状がある場合には、当院への来院を待たず、119番へ連絡してください。

  • 意識を失った、または意識が遠のいた
  • 強い胸の痛みや圧迫感がある
  • 胸が苦しい
  • 強い息苦しさがある
  • 冷や汗や顔面蒼白を伴う
  • 会話ができないほど苦しい
  • 片側の手足が動かしにくい
  • ろれつが回らない
  • 動悸が長く続き、状態が悪化している

ご自身で車を運転して受診することは避けてください。


救急車を呼ぶほどではなくても、ご相談ください

症状が治まっていても、

  • 動悸を繰り返す
  • 脈が飛ぶ回数が増えてきた
  • 以前より発作が長くなった
  • 運動時に動悸が起こる
  • 息切れやめまいを伴う
  • 健診で心電図異常を指摘された
  • 心臓病や甲状腺疾患の既往がある
  • ご家族に突然死をした方がいる

という場合には、一度確認することをおすすめします。

「診察時には治っているから行っても意味がない」と考える必要はありません。

症状の経過や脈の記録から、必要な検査を検討できます。


当院では、心臓以外の原因も含めて確認します

当院では、

  • 動悸の始まり方と治まり方
  • 持続時間と頻度
  • 脈の速さや規則性
  • 胸痛、息切れ、めまい、失神の有無
  • 服用中の薬
  • カフェインや飲酒
  • 心臓病や甲状腺疾患の既往

などを確認します。

必要に応じて、

  • 血圧・脈拍・酸素飽和度の測定
  • 12誘導心電図
  • 血液検査
  • 胸部レントゲン検査
  • 心エコー検査
  • 長時間心電図の手配
  • 循環器専門医療機関への紹介

などを行います。

心臓だけでなく、貧血や甲状腺の病気なども含めて、動悸の原因を総合的に考えます。


動悸や脈の乱れは、当院へご相談ください

動悸があるからといって、必ずしも危険な不整脈とは限りません。

しかし、症状だけで安全かどうかを判断することは困難です。

「心臓がドキドキする」

「脈が飛ぶ」

「脈が速い、バラバラに感じる」

「何科を受診すればよいか分からない」

という方も、お気軽にご相談ください。

新宿イーストサイドたけうち内科は、東新宿駅A3出口直結、新宿イーストサイドスクエアB1Fにあります。

 

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