ワクチンシリーズ インフルエンザワクチンは注射と鼻、どちらを選ぶ?|経鼻ワクチン「フルミスト」との違い
ワクチンシリーズ
インフルエンザワクチンは注射と鼻、どちらを選ぶ?|経鼻ワクチン「フルミスト」との違い
インフルエンザワクチンには、2つの接種方法があります
今年もインフルエンザワクチンの接種が始まりました。
これまで一般的だったのは、腕に注射するタイプのインフルエンザワクチンです。
現在は、小児・若年者を対象に、鼻へ噴霧する経鼻インフルエンザワクチン「フルミスト」も選べるようになりました。
「注射と鼻のワクチンは、何が違うのでしょうか?」
「子どもには、どちらを選べばよいのでしょうか?」
今回は、2つのインフルエンザワクチンの違いについてご説明します。
注射する「不活化インフルエンザワクチン」
従来から広く使用されているのが、腕に注射する不活化インフルエンザワクチンです。
インフルエンザウイルスの感染力をなくした成分を用いて、免疫をつけます。
幅広い年齢の方に接種でき、成人、高齢者、妊娠中の方、基礎疾患のある方にも長く使用されてきた実績があります。
当院では、成人の自費接種料金を、
1回3,300円(税込)
としています。
鼻から接種する「フルミスト」
フルミストは、左右の鼻へワクチンを噴霧する経鼻インフルエンザワクチンです。
注射をしないため、注射の痛みがありません。
日本での接種対象は、
2歳以上19歳未満
です。
両方の鼻へ1回ずつ噴霧し、接種は1回で終了します。
特に、
- 注射をとても怖がる
- 注射の痛みを避けたい
- 毎年の予防接種が大きな負担になっている
というお子さんにとって、選択肢の一つになります。
当院でのフルミストの自費接種料金は、
1回7,700円(税込)
です。
注射とフルミストの違い
| 注射のワクチン | 経鼻ワクチン「フルミスト」 | |
|---|---|---|
| 接種方法 | 腕に注射 | 左右の鼻へ噴霧 |
| ワクチンの種類 | 不活化ワクチン | 弱毒生ワクチン |
| 年齢 | 幅広い年齢が対象 | 2歳以上19歳未満 |
| 接種時の痛み | 注射の痛みあり | 注射の痛みなし |
| 接種回数 | 年齢により1回または2回 | 1回 |
| 当院の自費料金 | 3,300円(税込) | 7,700円(税込) |
フルミストなら、誰でも接種できるわけではありません
フルミストは、弱毒化したインフルエンザウイルスを使用する生ワクチンです。
そのため、年齢が対象範囲内であっても、健康状態や治療内容によっては接種できない場合があります。
例えば、
- 明らかな発熱がある
- 重い急性疾患にかかっている
- ワクチンの成分で強いアレルギー反応を起こしたことがある
- 免疫機能が低下している
- 免疫を抑える治療を受けている
- 妊娠している、または妊娠の可能性がある
- 重度の喘息がある、または喘息の状態が安定していない
場合などには、接種できないことがあります。
また、鼻水や鼻づまりが強い場合には、当日の状態を確認したうえで、接種時期や接種方法を判断します。
持病がある方や、現在治療中の方は、予約時または接種前の診察でご相談ください。
結局、どちらを選べばよいのでしょうか?
19歳以上の方
日本ではフルミストの対象外となるため、基本的には注射のインフルエンザワクチンを接種します。
2歳以上19歳未満の方
注射とフルミストのどちらも選択肢になります。
注射に強い恐怖があるお子さんや、注射の痛みを避けたい方には、フルミストが向いています。
一方、喘息や基礎疾患、免疫状態などによっては、注射のワクチンを選んだ方がよい場合があります。
「鼻のワクチンの方が、すべての人に優れている」
というわけではありません。
年齢だけでなく、健康状態、持病、治療内容、接種に対する本人の負担などを考えて選ぶことが大切です。
インフルエンザワクチンの予約を受け付けています
新宿イーストサイドたけうち内科では、次の2種類のインフルエンザワクチンをご用意しています。
- 通常の注射によるインフルエンザワクチン
- 鼻から接種する経鼻ワクチン「フルミスト」
フルミストは入荷数に限りがあるため、ご希望の方は事前にご予約ください。
当院は、東新宿駅A3出口直結、新宿イーストサイドスクエア地下1階にあります。
新宿イーストサイドたけうち内科
院長 竹内惠理保
インフルエンザワクチンのご予約
LINEまたは当院ホームページのWEB予約からご予約いただけます。
参考
カテゴリー : ブログ
投稿日 :2026年9月25日