健診でHbA1cが高いと言われたら|糖尿病は早く知るほど、できることがあります【新宿・東新宿】
健診でHbA1cが高いと言われたら|糖尿病は早く知るほど、できることがあります【新宿・東新宿】
「去年も血糖が少し高かったけれど、特に症状はありません」
「糖尿病と言われるのが怖くて、再検査を先延ばしにしています」
「受診したら、すぐに薬や注射が始まるのでしょうか?」
健診でHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)が高いと言われた方に、まずお伝えしたいことがあります。
血糖が高いことは、ご本人の努力が足りなかったという意味ではありません。 そして、糖尿病の治療は、この10年ほどで大きく変わりました。症状が出る前に今の状態を知ることが、将来の生活を守る第一歩です。
糖尿病は、血糖の調節がうまくいかなくなる代謝の病気です
「糖尿病」という名前には、「甘いものを食べすぎた」「生活がだらしなかった」といったイメージが、いまだについて回ります。そう思われるのが嫌で、受診をためらう方もいらっしゃいます。
糖尿病は、インスリンの分泌が足りなかったり、効きにくくなったりして、血糖の調節がうまくいかなくなる病気です。健診で見つかることの多い2型糖尿病には、体質や加齢、生活環境など、さまざまな要因が関わります。健診の数値から、その方の生活ぶりを決めつけることはできません。 www.jds.or.jp
私が診察で食事や仕事のことを伺うのは、責めるためではありません。たとえば、仕事で夕食が遅くなる方に「早く食べてください」とお伝えするだけでは、実際の生活は変えにくいものです。その方の暮らしの中で続けられる方法を、一緒に考えたいと思っています。
この10年ほどで、治療の選択肢は大きく広がりました
「糖尿病になったら、いずれインスリン注射を打つことになる」。そう思っている方もいるかもしれません。
以前から飲み薬はありましたが、この10年ほどで、異なる仕組みの治療薬が次々と使えるようになりました。現在は、血糖を下げる効果に加え、患者さんの状態によっては、心臓や腎臓への効果も考えて薬を選びます。インスリンも、必要な方にとって今なお大切な治療です。 www.jds.or.jp
受診した方全員に、すぐ薬や注射が必要になるわけではありません。食事や運動を見直しながら経過を確認する方もいれば、早めに薬を始めたほうがよい方もいます。必要な治療があると判断したときは、症状が出るまで待たず、その理由をお伝えして早めに提案します。
早めに治療する目的は、今の暮らしを守ることです
2型糖尿病では、診断後の早い段階から血糖を適切に管理することで、将来の合併症のリスクを抑えられることが、長期の研究で報告されています。血糖が高い状態が長く続くと、目や腎臓、神経に影響するほか、心筋梗塞や脳梗塞のリスクも高まります。血圧やコレステロールもあわせて管理することが大切です。 www.jds.or.jp
治療の目的は、健診表の数字を下げることだけではありません。将来も今の暮らしをできるだけ長く続けられるよう、症状のないうちから手を打つことです。 それが、私が早めの受診をお勧めする理由です。
HbA1cが一度高かったら、糖尿病ですか?
血糖値は採血した時点の値で、HbA1cはここ1~2カ月ほどの血糖の状態を知る目安です。
日本糖尿病学会の基準では、HbA1c 6.5%以上や空腹時血糖値126 mg/dL以上は「糖尿病型」に当たります。同じ採血で血糖値とHbA1cがともに糖尿病型なら診断できますが、HbA1cだけが一度高かった場合は、それだけで糖尿病と確定するわけではありません。 www.jds.or.jp
6.5%未満でも、健診で再検査を勧められた方や、前年より数値が上がってきた方は、結果を持ってご相談ください。
新宿・東新宿で、健診の血糖・HbA1cのご相談を
当院では、今回と過去の健診結果を見比べ、必要に応じて採血や尿検査を行います。血糖だけでなく、血圧、脂質、腎機能も確認したうえで、今の段階でどんな対策が必要かをご説明します。
受診の際は、健診結果の報告書一式をお持ちください。前年までの結果やお薬手帳があれば、あわせてお持ちいただくと経過が分かりやすくなります。初めての方もご予約いただけます。
新宿イーストサイドたけうち内科
院長 竹内 惠理保
東新宿駅A3出口直結・新宿イーストサイドスクエア地下1階
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カテゴリー : ブログ
投稿日 :2026年11月4日