高血圧・生活習慣病
高血圧や生活習慣病は、将来の健康を左右する大切な病気です
高血圧、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症、肥満症、脂肪肝(MASLD)などの生活習慣病は、自覚症状がほとんどないまま進行することが少なくありません。
しかし、そのまま放置すると、脳卒中、心筋梗塞、心不全、慢性腎臓病、肝硬変など、命や生活の質に大きく影響する病気につながることがあります。
「血圧が少し高いだけだから」「健康診断で毎年同じことを言われるだけだから」と放置せず、早めに治療を始めることが大切です。
当院では、最新の診療ガイドラインに基づく標準治療に加え、超音波検査を活用して動脈硬化や脂肪肝を"見える化"し、一人ひとりに合わせた診療を行っています。
高血圧とは
高血圧は、日本人に最も多い生活習慣病の一つです。
血圧が高い状態が続くと、血管に大きな負担がかかり、動脈硬化が進行します。
その結果、
•脳卒中
•心筋梗塞
•狭心症
•心不全
•慢性腎臓病
•大動脈疾患
高血圧にはほとんど自覚症状がありません。
症状がないからこそ、健康診断や家庭血圧で早期に発見し、適切な管理を続けることが大切です。
生活習慣病とは
生活習慣病とは、食生活、運動不足、喫煙、飲酒、睡眠不足、ストレスなど、日々の生活習慣が大きく関係する病気です。
当院では、
•高血圧
•糖尿病
•脂質異常症(コレステロール・中性脂肪)
•高尿酸血症・痛風
•肥満症
•脂肪肝(MASLD)
を総合的に診療しています。
これらは互いに深く関係しているため、一つの病気だけを診るのではなく、全身の健康状態を考えながら治療することが重要です。
動脈硬化・脂肪肝を「見える化」します
生活習慣病は、血圧や血糖値、コレステロールなどの数値だけでは、本当の進行度が分からないことがあります。
当院では、超音波検査を活用して、生活習慣病による臓器への影響を実際に確認しながら診療を行っています。
頸動脈エコー検査
首の血管(頸動脈)を超音波で観察し、動脈硬化の進行具合やプラーク(コレステロールの沈着)の有無を評価します。
高血圧や糖尿病、脂質異常症の方では、自覚症状がなくても動脈硬化が進んでいることがあります。
頸動脈エコーは、脳梗塞や心筋梗塞のリスクを考えるうえで、とても有用な検査です。
肝エラストグラフィ(超音波検査)
脂肪肝(MASLD)は、自覚症状がほとんどないまま進行し、肝硬変や肝がんへ進展することがあります。
当院では超音波エラストグラフィを用いて、
•肝臓への脂肪蓄積量(ATI)
•肝臓の硬さ(SWE:肝硬度:線維化の程度)
を定量的に測定できます。
採血だけでは分からない脂肪肝の進行度を評価できるため、治療開始の判断や、減量・生活習慣改善の効果判定にも役立ちます。
「数値だけ」ではなく、「血管」と「肝臓」の状態まで確認しながら診療できることが、当院の大きな特徴です。
当院の診療方針
当院では、お薬を処方するだけではなく、将来の病気を予防することを目標に診療しています。
•最新のガイドラインに基づく標準治療
•家庭血圧を重視した血圧管理
•食事・運動・睡眠など生活習慣の改善
•頸動脈エコーによる動脈硬化の評価
•肝エラストグラフィによる脂肪肝・肝線維化の評価
•必要最小限のお薬で無理なく続けられる治療
患者さん一人ひとりの生活スタイルや価値観に合わせて、長く続けられる治療をご提案します。
このような方はご相談ください
•健康診断で血圧が高いと言われた
•家庭血圧が135/85mmHg以上ある
•コレステロールや中性脂肪が高い
•血糖値やHbA1cが高い
•尿酸値が高い
•脂肪肝と言われた
•体重が増えてきた
•動脈硬化が心配
•家族に脳卒中や心筋梗塞の方がいる
院長から皆さまへ
生活習慣病は、「症状が出てから治療する病気」ではありません。
症状がない今だからこそ、適切な管理を始めることで、将来の脳卒中や心筋梗塞、慢性腎臓病、肝硬変などを予防できる可能性があります。
当院では、血液検査の数字だけではなく、頸動脈エコーや肝エラストグラフィを活用し、患者さんご自身にも現在の状態を分かりやすくお伝えしながら診療を進めています。
「まだ薬を飲むほどではないかもしれない」「健康診断で異常を指摘された」「脂肪肝が気になる」という方も、どうぞお気軽にご相談ください。
よくあるご質問(FAQ)
Q. 血圧はどのくらいから治療が必要ですか?
家庭血圧で135/85mmHg以上が続く場合は、一度ご相談ください。年齢や持病を考慮して、生活習慣の改善から始めるか、お薬が必要かを一緒に考えます。
Q. 一度薬を飲み始めると、一生やめられませんか?
必ずしもそうではありません。減塩や運動、体重減少などで血圧が改善し、お薬を減量・中止できる方もいらっしゃいます。
Q. 頸動脈エコーでは何が分かりますか?
動脈硬化の進み具合やプラークの有無を確認できます。脳梗塞や心筋梗塞のリスク評価にも役立つ検査です。
Q. 肝エラストグラフィとはどのような検査ですか?
超音波で肝臓の脂肪蓄積量(ATI)と肝硬度(線維化)を測定する検査です。脂肪肝の進行度を定量的に評価でき、採血だけでは分からない情報が得られます。
Q. 健康診断で「経過観察」と言われました。受診した方がよいですか?
「経過観察」は「放置してよい」という意味ではありません。生活習慣病は早期から管理することで将来の病気を予防できます。一度ご相談いただくことをおすすめします。













