MENU

健診で肝機能異常・脂肪肝を指摘されたら|お酒を飲まなくても確認が必要です【新宿・東新宿】

    トップページ > お知らせ > 健診で肝機能異常・脂肪肝を指摘されたら|お酒を飲まなくても確認が必要です【新宿・東新宿】

健診で肝機能異常・脂肪肝を指摘されたら|お酒を飲まなくても確認が必要です【新宿・東新宿】

健診異常・再検査シリーズ

健診で肝機能異常・脂肪肝を指摘されたら|お酒を飲まなくても確認が必要です【新宿・東新宿】

「健診で肝機能が悪いと言われた」

「エコーで脂肪肝を指摘された」

「お酒は飲まないのに、なぜ肝臓に異常があるのでしょうか?」

このようなご相談があります。

肝臓の異常というと、お酒を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、飲酒だけが原因ではありません。

食べ過ぎ、体重増加、糖尿病、脂質異常症などに関連して、お酒をあまり飲まない方にも脂肪肝は起こります。

新宿イーストサイドたけうち内科では、健診結果を確認し、血液検査や腹部エコーなどを組み合わせて原因と状態を評価します。

当院の腹部エコーでは、通常の画像観察に加え、必要に応じて肝臓の脂肪蓄積の程度と、肝臓の硬さを数値で評価する検査も行っています。

「肝機能異常」は、原因を確認するための入り口です

健診でよく測定される肝臓関連の項目には、AST、ALT、γ-GTPなどがあります。

これらは、肝臓などの細胞の障害や、胆道系への影響を知る手掛かりになります。数字だけで肝臓の働き全体や病気の種類が分かるわけではありません。

異常がある場合には、

  • 脂肪肝
  • 飲酒による影響
  • B型・C型肝炎などのウイルス性肝炎
  • 薬やサプリメントによる影響
  • 自己免疫に関係する肝臓の病気
  • 胆道系の病気

などを、症状や検査結果に応じて考えます。

「たぶん脂肪肝でしょう」で終わらせず、ほかの原因がないかも確認することが大切です。

日本肝臓学会の「奈良宣言2023」では、健診などでALTが30 U/Lを超えた場合、まず医療機関で原因を確認することを勧めています。これは病名を確定する数値ではなく、相談のきっかけとなる目安です。

お酒を飲まない人にも、脂肪肝はあります

「飲まないから、肝臓は大丈夫」

と思っていた方が、健診で脂肪肝を指摘されることがあります。

脂肪肝は、肝臓の細胞に脂肪が過剰にたまった状態です。

飲酒に加え、エネルギーの取り過ぎや運動不足、代謝の異常などが関係します。肥満が目立たない方にも起こります。

近年、肝臓への脂肪蓄積に、血糖、血圧、脂質、体格などの代謝に関する異常を伴い、一定の条件を満たすものは、**MASLD〈代謝機能障害関連脂肪性肝疾患〉**と呼ばれています。

飲酒量やほかの原因も確認して分類するため、「お酒を飲まない人の脂肪肝は、すべてMASLD」と決まるわけではありません。

脂肪肝は「脂肪があるか」だけでなく、その先も確認します

脂肪肝を指摘されると、

「少し太ったからだろう」

「毎年同じなので、いつものこと」

と受け止める方もいらっしゃいます。

すべての脂肪肝が重い病気へ進むわけではありません。一方、一部では炎症や線維化が進み、肝硬変などにつながることがあります。

そのため、脂肪がたまっているかだけでなく、肝臓に負担がかかっていないか、線維化が進んでいないかを評価します。

また、脂肪肝があっても、ASTやALTが正常範囲に収まっている場合があります。血液検査と画像検査を合わせて考えることが必要です。

当院では、肝臓の「脂肪」と「硬さ」を評価できます

当院では、キヤノンメディカルシステムズの超音波診断装置「Aplio me」を使用しています。

通常の腹部エコーで肝臓の形や内部の状態を観察するほか、必要に応じて次の検査を行います。

ATI:肝臓の脂肪蓄積の程度を評価

ATI〈Attenuation Imaging〉は、超音波が肝臓の中で減衰する程度を測定し、脂肪蓄積の程度を評価する方法です。

「白っぽく見える」という画像上の判断に加えて、数値を参考に評価できます。

肝臓全体の脂肪量や脂肪の割合を、直接そのまま測る検査ではありません。

SWE:肝臓の硬さを評価

SWE〈Shear Wave Elastography〉は、肝臓の硬さを測定し、線維化の程度を推定する手掛かりにします。

ただし、硬さは炎症やうっ血などでも変化するため、数値だけで肝硬変などを確定するものではありません。

血液検査、通常のエコー画像、脂肪と硬さの測定結果を合わせて、肝臓の状態を考えます。

※検査の必要性は診察で判断します。腹部エコーの実施日時や食事制限については、受診時または予約時にご案内します。

肝臓だけでなく、血糖・脂質・血圧も一緒に確認します

脂肪肝がある方では、糖尿病、脂質異常症、高血圧などが併存していないかも確認します。

肝臓の数値だけを下げるのではなく、体重や生活習慣、ほかの病気も含めて対策を考えるためです。

当院では、健診結果全体を確認し、肝臓と生活習慣病の両方を診療します。

「肝機能も血糖もコレステロールも、少しずつ引っかかっている」

という方も、まとめてご相談ください。

改善の第一歩は、無理なく続けられる見直しから

対策は、飲酒量、体格、持病、食生活などによって異なります。

例えば、

  • 甘い飲み物や間食を見直す
  • 食事量や夜遅い食事を調整する
  • 無理のない運動を継続する
  • 過体重がある場合は、適切な減量を目指す
  • 飲酒が関係していれば、減酒や禁酒を検討する
  • 糖尿病や脂質異常症などを適切に治療する

といった対策を考えます。

極端な食事制限や急激な減量をするのではなく、ご自身の状態に合った方法を続けることが大切です。

健診結果を持って、ご相談ください

次のような方は、一度結果を確認しましょう。

  • 肝機能異常で「要再検査」「要精査」と判定された
  • ALT高値が続いている
  • 腹部エコーで脂肪肝を指摘された
  • お酒を飲まないのに肝機能が悪い
  • 脂肪肝に加えて、糖尿病や脂質異常症がある
  • 毎年異常を指摘されるが、詳しく調べたことがない

受診の際には、今回の健診結果一式、過去の検査結果、お薬手帳をお持ちください。サプリメントを使用している方は、製品名もお伝えください。

健診を受けた施設以外でも、再検査や精査についてご相談いただけます。

なお、黄疸、強い腹痛、繰り返す嘔吐などがある場合は、健診後の相談として先延ばしにせず、早めに受診してください。

新宿・東新宿で、肝機能異常・脂肪肝をご相談いただけます

新宿イーストサイドたけうち内科では、健診で指摘された肝機能異常や脂肪肝について、原因の確認と、その後の診療を行っています。

肝臓の脂肪蓄積の程度や硬さを評価し、血糖・脂質・血圧も含めて、今後の対策を一緒に考えます。

当院は、東新宿駅A3出口直結、新宿イーストサイドスクエア地下1階にあります。

平日に休診日がなく、土曜日午前も通常診療を行っています。

「症状がないから」と、そのままにしている健診結果があれば、お持ちください。


新宿イーストサイドたけうち内科
院長 竹内惠理保

住所:東京都新宿区新宿6丁目27-30
新宿イーストサイドスクエア地下1階
電話:03-6205-5315

肝機能異常・脂肪肝・健診結果のご相談

初めて受診される方もご予約いただけます。通常診療は、予約なしでも受付時間内に受診できます。

▶ 診療のWEB予約はこちら

参考資料

カテゴリー : ブログ

投稿日 :2026年10月20日