動悸・脈が飛ぶ|診察時の心電図が正常でも大丈夫?
心臓・循環器シリーズ
動悸・脈が飛ぶ|診察時の心電図が正常でも大丈夫?
「急に心臓がドキドキする」
「脈が一瞬飛んで、その後にドンと強く打つ」
「症状があるのに、病院で心電図を取ると正常と言われる」
こうした症状に心当たりはありませんか?
動悸や脈の乱れは、ずっと続くとは限りません。診察を受ける頃には治まっていることもあります。
そのため、診察時の心電図が正常でも、症状が出ているときの心臓のリズムまで分かったとは限りません。
当院では、日常生活中の心電図を記録する「ホルター心電図検査」を行っています。
心電図が正常だったのに、なぜ症状が出るのでしょうか?
通常の心電図は、その時点の心臓の電気的な動きを確認する検査です。
一方、不整脈には、出たり消えたりするものがあります。
「夜、横になると気になる」
「仕事中に突然ドキドキする」
「数分すると元に戻る」
という場合、短時間の検査だけでは捉えられないことがあります。
もちろん、動悸の原因がすべて不整脈というわけではありません。睡眠不足、緊張、カフェイン、貧血、甲状腺の病気などが関係することもあります。
症状の出方を伺い、必要な検査を組み合わせて原因を考えることが大切です。
ホルター心電図は、普段の生活中の心臓を記録します
ホルター心電図は、小型の記録器を身につけ、一般に24時間程度、心電図を連続して記録する検査です。
仕事中、移動中、食事中、睡眠中など、普段の生活の中で心臓がどのように動いているかを確認します。
診察時には出ていなかった不整脈を捉えるために役立ちます。
特に確認したいのは、**「症状が出た時刻に、心電図では何が起きていたか」**です。
動悸を感じた時刻や、そのときの行動を記録していただくと、心電図と照らし合わせることができます。
当院では、薄型のホルター心電計を新しく導入しました
新宿イーストサイドたけうち内科では、フクダ電子の薄型ホルター心電計を新しく導入しました。
日常生活中の記録を行い、動悸や脈の乱れの評価に活用しています。
装着中の入浴、運動、仕事などの注意点は、検査時にご説明します。
「仕事をしながら検査できますか?」
「機器をつけて眠れるか心配です」
といったことも、遠慮なくお尋ねください。
こんな方は、当院へご相談ください
- 動悸を繰り返す
- 脈が飛ぶ、抜けるように感じる
- 急に脈が速くなり、しばらくすると戻る
- 血圧計で脈の乱れを繰り返し指摘される
- 健診で不整脈を指摘された
- 心電図は正常と言われたが、症状が続いている
不整脈には、経過を見てよいものも、治療が必要なものもあります。
症状の強さだけで、その違いを判断することはできません。
「気のせいだろう」と我慢する前に、どのようなリズムになっているのかを確認しましょう。
1回の検査ですべて分かるわけではありません
ホルター心電図も、検査中に症状や不整脈が出なければ、原因を捉えられないことがあります。
そのため、検査で異常が見つからなかった場合も、症状の頻度や経過を踏まえて、その後の対応を考えます。
必要に応じて、血液検査や心エコーなどを組み合わせます。
検査を受けたこと自体で終わりにせず、結果と症状を合わせて、次の方針を決めることが大切です。
強い胸痛や失神を伴う場合は、検査予約を待たないでください
動悸に加えて、強い胸痛、強い息苦しさ、失神、意識が遠のく感じがある場合は、緊急の対応が必要なことがあります。
症状が強い、続いている、意識がおかしい場合は、119番で救急要請してください。
ホルター心電図は、日常生活中の状態を調べる検査です。緊急時の診察や治療の代わりにはなりません。
症状が治まっているときでも、ご相談いただけます
受診時に動悸が出ていなくても、相談できます。
いつ起きるか、何分くらい続くか、どのくらいの頻度かを、分かる範囲でお知らせください。スマートウォッチなどで記録した心電図や、健診結果があればお持ちください。
当院では、診察と通常の心電図を行い、ホルター心電図などの必要性を判断します。検査日時は、機器の空き状況に合わせてご案内します。
当院は、東新宿駅A3出口直結、新宿イーストサイドスクエア地下1階にあります。
繰り返す動悸や脈の乱れを、そのままにせず、当院へご相談ください。
新宿イーストサイドたけうち内科
院長 竹内惠理保
電話:03-6205-5315
参考
カテゴリー : ブログ
投稿日 :2026年10月5日