大学病院へ行く前に、当院で確認できること|大学病院勤務の経験を地域医療へ 本日は、東京医科大学の学園祭「東医祭2026」です
総合診療シリーズ
大学病院へ行く前に、当院で確認できること|大学病院勤務の経験を地域医療へ
本日は、東京医科大学の学園祭「東医祭2026」です
本日9月27日(日)、東京医科大学新宿キャンパスでは、学園祭「東医祭2026」が開催されています。
今年のテーマは、**「心診一体」**です。
新宿イーストサイドたけうち内科も、東医祭2026に協賛しています。
せっかく医療を身近に感じられる一日ですので、今回は、当院と大学病院との関わりについてお話ししたいと思います。
何か症状があったら、最初から大学病院へ行くべきでしょうか?
患者さんから、
「大学病院で詳しく調べてもらった方がよいでしょうか?」
「クリニックでは、どこまで調べられますか?」
「何科を受診すればよいのか分かりません」
と聞かれることがあります。
もちろん、大学病院には、多くの診療科と専門医、高度な検査・治療設備があります。
手術、入院治療、複数の診療科による連携、特殊な検査や治療が必要な場合には、大学病院の役割が重要です。
しかし、何か症状があるからといって、すべての方が最初から大学病院を受診する必要はありません。
まず重要なのは、
- どのような病気が考えられるのか
- どの検査から始めるべきか
- 急いで対応する必要があるのか
- クリニックで治療できるのか
- 大学病院での専門診療が必要なのか
を判断することです。
この最初の判断を行うのが、当院の大切な役割です。
私は大学病院勤務時代、診療と医師の指導に携わってきました
私はこれまで、大学病院を含む医療機関で、胸部外科、呼吸器、救急・集中治療、一般内科などの診療に携わってきました。
大学病院勤務時代には、患者さんの診療だけでなく、若手医師の指導も行ってきました。
現在も、大学に勤務する医師の診療指導に携わっています。
当院に、大学病院と同じ設備がすべてそろっているわけではありません。
しかし、
「患者さんの症状から何を疑うのか」
「最初にどこまで調べるのか」
「どの所見を見逃してはいけないのか」
「どの段階で大学病院へ紹介するのか」
という診療の考え方は、大学病院勤務時代から変わりません。
当院では、大学病院で培った診療の視点から、必要な初期評価を行います。
当院で行える初期評価
当院では、患者さんのお話と診察所見を確認し、必要に応じて、
- 血液検査
- 心電図検査
- 胸部レントゲン検査
- 超音波検査
- 呼吸機能検査
- 呼気一酸化窒素濃度測定
- インフルエンザ・新型コロナウイルス検査
などを組み合わせて、症状の原因を調べます。
CTやMRIが必要な場合には、Seeds Clinic新宿やメディカルスキャニング東新宿など、近隣の画像診断施設へ検査を依頼し、当院で画像と検査結果を確認します。
その結果、
- 当院で治療を開始できる
- しばらく経過を確認できる
- さらに専門的な検査が必要
- 手術や入院治療が必要
- 大学病院や専門病院への紹介が必要
といった次の方針を判断します。
「何科か分からない症状」も診察します
患者さん自身が、最初から正しい診療科を選ぶのは簡単ではありません。
例えば、
- 胸が痛い
- 息切れがする
- 咳や痰が長引いている
- 発熱が続いている
- おなかが痛い
- 動悸やめまいがある
- 体がだるい
- 健診で異常を指摘された
- 複数の症状があり、何科へ行けばよいか分からない
という場合にも、まず当院で診察できます。
内科だけ、外科だけ、呼吸器だけという一つの視点に限定せず、内科・外科・救急の視点を組み合わせて状態を確認します。
症状を整理した結果、専門医療が必要であれば、適切な診療科や医療機関へつなぎます。
大学病院へ紹介するときも、情報を整理してお渡しします
大学病院での診療が必要になった場合も、単に、
「大きな病院へ行ってください」
とお伝えするだけではありません。
当院で行った診察や検査の結果、考えられる病気、紹介が必要と判断した理由を整理し、紹介先へお伝えします。
どの診療科で、何を調べる必要があるのかが整理されていれば、その後の診療も進みやすくなります。
当院で治療できる病気は当院で治療し、大学病院の力が必要なときには、適切なタイミングで大学病院へつなぐ。
それが地域のクリニックの役割だと考えています。
ただし、緊急性の高い症状は救急要請を
次のような症状が突然現れた場合には、通常の外来受診を待たず、救急車を要請してください。
- 強い胸痛や胸の圧迫感
- 突然の激しい息苦しさ
- 意識がもうろうとしている
- 顔や手足の片側が動かしにくい
- ろれつが回らない
- 突然経験したことのない激しい頭痛
- 大量の出血が止まらない
緊急性の高い病気では、受診先を迷っている時間そのものが危険になることがあります。
大学病院へ行くべきか迷ったときもご相談ください
「大学病院へ行くほどの病気なのか分からない」
「クリニックでどこまで調べられるのか知りたい」
「何科を受診すればよいのか分からない」
「健診で異常を指摘されたが、次に何をすればよいか分からない」
という方もご相談ください。
新宿イーストサイドたけうち内科では、大学病院で培った診療の視点から、症状と検査結果を整理します。
そのうえで、当院で治療を続けるのか、専門医療機関での診療が必要なのかを判断します。
健診結果や過去の検査結果、お薬手帳などをお持ちの方は、受診時にご持参ください。
当院は、東新宿駅A3出口直結、新宿イーストサイドスクエア地下1階にあります。
新宿イーストサイドたけうち内科
院長 竹内惠理保
初診の方もご予約いただけます
予約優先ですが、予約なしで直接ご来院いただくことも可能です。
カテゴリー : ブログ
投稿日 :2026年9月27日